「私たちは違うチームになった」アメリカFWスミス、新指揮官がもたらしたチームの変化に言及「彼女はとても陽気で、冷静で、面白い人」【パリ五輪】
「純粋な安堵感がある」
アメリカ女子代表は現地8月6日、パリ五輪の準決勝でドイツ女子代表とスタッド・ドゥ・リヨンで対戦。延長戦の末に1-0で勝利し、決勝へ駒を進めた。 【画像】120分に及ぶ死闘の末、強敵アメリカに敗れる…五輪ベスト8で去る|パリ五輪 準々決勝 日本女子0-1アメリカ女子 立ち上がりから主導権を握ったアメリカだったが、再三のチャンスを決め切れず、0-0で90分を終える。そして延長前半の95分、マロリー・スワンソンからのスルーパスに反応したソフィア・スミスが背後に抜け出し、右足で流し込んで決勝ゴールを挙げた。 今大会3点目となる一撃でチームをファイナルへと導いたスミスは、試合後、「今は純粋な安堵感があるわ」と胸をなでおろし、自身の得点をこう振り返った。 「彼女(スワンソン)は他に類を見ないパスの通し方を知っていて、私はただ最後まで(ボールを)追いかけただけ。メルのおかげ。彼女は素晴らしいパスを出してくれた」 アメリカは昨年11月、新たにエマ・ヘイズ監督が就任。スミスは新指揮官についても言及し、「彼女が来てから私たちは違うチームになったの。彼女はとても陽気で、冷静で、面白い人。それこそがまさに私たちが必要としていたもの」とチームの変化に手応えを示した。 続けて、「私はただ、人生で最高の選手たちと一緒にプレーできてラッキーだわ」とチームメイトへの感謝も述べた 決勝は日本時間10日の24時に行なわれ、アメリカは現在行なわれている準決勝、ブラジル対スペインの勝者と相まみえる。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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