ヴィッセル神戸MF扇原貴宏が3連覇のかかった来季に向けて意気込みを語る「できれば歴史に残る」「打ち勝って3連覇したい」
一般社団法人日本プロサッカー選手会(JPFA)は27日、JFAサッカー文化創造拠点『blue-ing!』で「極楽湯presents日本プロサッカー選手会アワード2024」を開催した。同アワードに出席した、ヴィッセル神戸に所属するMF扇原貴宏が3連覇がかかった来季の展望について語っている。 【一覧】2025年 Jリーグ全60クラブ 最新移籍情報はこちら! サンフレッチェ広島、そして町田ゼルビアとの熾烈な優勝争いを制して明治安田J1リーグ優勝を果たした神戸。16日に発表された「JPFA J1ベストイレブン」には、優勝した神戸から最多の5人が選出されており、今季35試合に出場して1ゴール4アシストを記録した扇原も選ばれていた。 「やっぱり選手が選んでいる。そこが(選ばれた上で)やっぱり嬉しいことですし、選手に評価されるのはすごく嬉しいこと」と、扇原は選手間投票でのベストイレブンに選ばれたことを喜んでいる。 今季J1リーグ2連覇を果たした神戸。3連覇がかかる来季に向けて、チームとしての課題やポイントについて聞かれると、「やっぱり過密日程。もちろんACLもあって過密日程になるが、その中で勝利していくことで自分たちの価値を生み出せる」と言及。そして、3連覇に向けての意気込みを語っていた。 「過密日程の中で3連覇できれば本当に歴史に残る。ヴィッセル神戸の名前を刻める。(J1を3連覇は)まだ鹿島しかやったことがない。3連覇を自分たちが唯一できるチャンスがあるので、本当にそこに向かって。全チームが対策してくると思いますけど、それに打ち勝って3連覇したい」 23日には、2連覇をともに達成したMF山口蛍のV・ファーレン長崎への完全移籍が発表されていた。「蛍君がこのヴィッセル神戸で残してきた功績というのは、本当にもっともっと讃えられるべき。本当に神戸で歴史を作り上げた人物だと思う」と、移籍が決まった山口へ賞賛の言葉を送りつつ、「そういう選手が抜けるのはすごく痛い。ただ決まってしまったことは本当に仕方がない。チームのためにやれることを自分がやらないといけないなっていう責任感は、僕も含めて全員がさらに持つ必要があるかなと思う」と、山口が抜けた影響の大きさについて言及しつつ、3連覇に向けて改めてチームが気を引き締め直す必要があると語っていた。
フットボールチャンネル編集部