迷いなき覚悟に喝采を!血の運命を背負う二世レスラー・望月ジュニアが“世界”を知りDRAGON GATEのトップ獲り宣言!
4日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『RAINBOW GATE 2024』が開催。イギリス遠征から帰還した望月ジュニアが凱旋勝利を収めた。 望月ジュニアは練習生時代は“江藤成春”の名で過ごし、望月成晃が復活させたユニット【M2K】のメンバーにデビュー前から抜擢されたことで大きな話題を呼ぶ。デビュー戦前には望月の口から江藤の正体が実の息子・望月リョートであると明かされ、望月が3人集まった【M3K】として始動。後に“望月ジュニア”と名を改め、オープン・ザ・トライアングルゲート王座を戴冠するなど活躍。維新力さんを父に持つ二世レスラーである飯橋偉進(現:ISHIN)とのライバルストーリーを展開してきた。 マサアキはジュニアに対して過剰なまでに世話を焼く“親バカキャラ”となり、親離れしたいジュニアは「1人でやれるって!」などと反発。そんな親子劇も人気を呼び、M3Kはオールドファンだけではなく、新たなファンも数多く獲得してきた。 しかし、1月の後楽園ホール大会ではM3Kでトライアングルゲート王座に挑戦するも王座奪取に失敗。M3Kの発展的解散が決定し、今年2月からジュニアは海外遠征へと旅立った。 この日は、ジュニアが約4ヶ月ぶりの凱旋。壮行試合の相手を務めた1人である神田裕之とのシングルマッチを行った。
ジュニアは序盤から巧みなサブミッションと蹴り技を上手く組み合わせて攻め込んでいくが、神田の老練な腰攻めに捕まって苦戦。 しかし、ジュニアはブサイク・ニーで流れを変えてトラースキック、ランニングニー、ツイスター・ザ・ワールドと連撃。粘る神田に最強ハイキックを叩き込み、最後は新技の変形フィッシャーマン・ドライバーで突き刺して3カウント。わずか7分55秒で神田から完勝を収めた。
マイクを取ったジュニアは「後楽園ホールの皆さん、ただいま!3ヶ月前からイギリスの方で修行させていただいて、短い間では有りましたがとても濃い濃密な3ヶ月を過ごすことが出来ました。イギリスではEXPOSURE王座とBritish Kingdomジュニアヘビー級王座を6度防衛して確実に成長を遂げて帰ってきました!これからもここDRAGON GATEでトップ戦線に食い込めるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします!今日はありがとうございました!」とトップ獲り宣言。望月家の血の運命を背負うジュニアの迷いなき覚悟に喝采を贈りたい。