66歳女性が冬の「全身白」コーデに挑戦!大人の着こなしポイントは…。「雪だるま」回避で、重ね着を意識して
人気スタイリスト、石田純子さんの連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向け、流行を取り入れつつ上品なおしゃれのポイントを指南します。今回は華やかに見える冬の着こなしについて。読者モデルの畠山さん(66歳)はおとなしい服を選びがちとのことで―― 【写真】ハッとする華やかさ。手持ちの白い服に今シーズンらしい白のトップスを合わせて * * * * * * * ◆華やかに見える冬の装いが知りたい 自分で洋服を選ぶのが苦手です。 子どもの頃から母が作ってくれた服を着ていたせいか、社会人になっても母に意見を聞いてしまい……。 さすがに結婚してからは自分で選んでいますが、母に「その服はあなたらしくない」と言われるのが怖くて、母好みのおとなしい服を選びがちです。 背が高いというコンプレックスもあり、洋服で冒険することができません。 今シーズンこそ、思い切って華やかに見える装いに挑戦してみたい。 どんな色がいいですか?
◆華やかで上品にまとめるなら「白一色」が近道 「白は夏の色」と思っている人がいるかもしれませんが、実は冬にこそ選びたい色です。 あたたかみがあり、大人の肌をきれいに見せてくれるうえに、白一色でまとめると一気に上品になるから不思議。純白、オフホワイト、ミルキーなど微妙な色の違いや素材の違いも気にせず合わせて大丈夫です。 どんな組み合わせでも、白の持つ包容力で違和感なくまとまります。 手持ちの白い服に今シーズンらしい白のトップスを合わせるだけで、ハッとする華やかさが完成するでしょう。
◆流行のアイテムと合わせれば旬の顔に 冬はニットやファーなど、素材のバリエーションが豊富です。 そんな異素材を上手に重ねることが、白一色でもメリハリをつけられるポイント。 たとえば綿の白シャツに半そでの白ニットを重ねると、軽やかで若々しい印象に(写真)。 シンプルな白のタートルも、流行のフェイクファーのジレやポンチョコートに合わせれば、旬の顔になります。
【関連記事】
- 57歳女性がトレンドの「光る生地」に挑戦。普段の服に1枚加えるなら、ラメ入りのニット。メタリックなブルゾンも、ポイントを抑えてシックな雰囲気に
- 小柄な71歳女性が、流行のワイドパンツやロングカーディガンに挑戦!人気スタイリストが教える、スラリとした印象になるポイントは…
- 69歳女性、鮮やかな赤色の服に挑戦。大人こそ着るべき理由は、肌や表情を明るく見せてくれるから。グレーやカーキと合わせたらやわらかな印象に
- 60代女性が着こなすオールインワン。一度着たら、あまりのラクさに驚くはず。カジュアルになりすぎないポイントは…
- 51歳の夫をがんで亡くしてから6年。今夏は明るい色の服が着たい!まずはパステルカラー、シアー素材や光沢で甘さを抑えた《微糖》ピンクに挑戦