小林まさみ・まさるさんの食卓。食物繊維豊富、血糖値を上げにくい『鶏ときのこのハンバーグ』【義父・義娘の最強コンビ!小林まさみ・まさるの「ハッピーごはん」②】
料理研究家・小林まさみさんのアシスタントを務める義父(夫の父)、小林まさるさん。91歳という年齢を感じさせない元気な仕事ぶりで注目されるまさるさんだが、実は血糖値が高く「糖尿病予備軍」と診断されているとのこと。今回は、そんな義父の健康を気にかけるまさみさんの、日々の食事作りの工夫について伺った。
ラーメン、白米、甘いもの好きで糖尿病予備軍に
現在91歳のまさるさんは、義娘まさみさんのアシスタントとしてだけでなく、自身もシニア料理研究家として、テレビや雑誌の取材や書籍、YouTubeの動画配信で忙しい日々を送っている。そんな、みんなが羨むような健康体のまさるさんだが、8年前から血糖値が高く、「糖尿病予備軍」と診断されるようになった。 「自分でもね、その頃からなんだか体が重く感じるようになってね。それまですいすい軽く動けていたのに、なんだか疲れやすくて、だるいなと感じることが多くなっていたよ」(まさるさん) もともと、ラーメンなどの糖質や塩分の多い食べ物が大好きなまさるさん。さらに70代のとき、狭心症で倒れたのをきっかけに煙草をやめたところ、その反動で今度は飴などの甘いものに走るようになったとか。 「ラーメンなんてさ、スーパーでよく売っている1袋に3食入っているのを買ってきたら、一人で一度に全部食べてしまうくらい好きだったね。今でも食べ出したら止まらないと思うけど、抑えているよ」(まさるさん) ラーメンは糖質、脂質、塩分すべて過剰摂取になるメニュー。まずはそれを控えることからスタート。 「ラーメンも、野菜をたっぷり入れるとかすれば少しはいいんですけどね。お義父さんが好きなのは野菜なしのラーメン。それから、白米も好きですね。もし、一人で自由に好きなごはんを食べる、となったら『白いご飯にすじことか塩辛があれば、もうそれで十分』という感じなんです」(まさみさん) 息子夫婦と一緒に住んでおらず、一人で好き勝手に食事をしていたら、予備軍ではなく、もうとっくに糖尿病になっていたのではないだろうか。 「まぁ、『うるさいのが見張っている』と、ラーメンも飴も食べられないからね」(まさるさん) 「ちょくちょく、目を盗んで食べていたみたいだけど…」(まさみさん)