曇り空でも絶景を堪能できる! ド迫力「巨岩・奇岩のある山」5選
登山といえば山頂からの景色を求めて登る人が多いと思うが、今回はちょっと違った楽しみ方を紹介したい。迫力の「巨岩・奇岩」に出会える山を5つ紹介する。 ■【画像】巨大でユニークな造形から「鳳」「桃太郎」「胎内」など様々に呼ばれる岩々! スケール感に圧巻される絶景!(写真をすべて見る)
■瑞牆山(みずがきやま・標高2,230m) 山梨県
瑞牆山は、山梨県にある標高2,230mの山だ。日本百名山にも選出されており、瑞牆山には「桃太郎岩」、「大ヤスリ岩」、「鋸岩(のこぎりいわ)」など名のつく奇岩が点在しており、見る者を楽しませてくれる。 瑞牆山荘から登り、周回できるコースが おすすめだ。行動時間は6時間40分ほどで、距離は約10km。
■乾徳山(けんとくさん・標高2,031m) 山梨県
乾徳山は標高2,031m、日本二百名山に選定されている山梨県にある山だ。道中に次々と現れる巨岩・奇岩を楽しむことができる。 「髭剃り岩(ひげそりいわ)」や「胎内(たいない)」、「雨乞岩(あまごいいわ)」などの奇岩があるが、存在感が一番大きかったのは、やはり山頂直下にある「鳳岩(おおとりいわ)」だ。 乾徳山へは乾徳山登山口バス停から登り、数字の「8」の字を描くように周回することができる。行動時間は7時間10分ほどで、距離は約10.3kmとなっている。
■筑波山(つくばさん・標高877m) 茨城県
茨城県にある筑波山は女体山(877m)と男体山(871m)からなる双耳峰で、百名山の中で最も標高の低い山として知られている。 麓のつつじヶ丘駅から登ると道中には巨岩・奇岩が点在し、山頂まで楽しみながら登ることができる。 他にも「母の胎内くぐり」や「裏面大黒」、「北斗岩」などバリエーション豊かな岩たちが出迎えてくれる。 筑波山へ奇岩・巨岩を楽しみながら登るのであれば、つつじヶ丘からがおすすめだ。女体山、男体山をめぐり、筑波神社を経由する周回コースで約4時間20分、距離にするとおよそ6.7kmだ。
■鋸山(のこぎりやま・標高329m) 千葉県
鋸山は千葉県にある標高329.5mの山だ。鋸山ロープウェーが運行されており、ロープウェーの山頂駅付近には望台のほか、日本寺(にほんじ)が観光地として有名だ。 鋸山には巨大な石切場の跡地が点在しており、まるで遺跡にでも来たかのような光景を楽しむことができる。 鋸山へは麓のJR浜金谷駅から3時間半ほどで周回することができ、距離は約5.4kmだ。