「レベルが違う」準々決勝で8失点の上田西GKが“体験したことがなかった”プロ内定MFの凄まじいシュート。ゴラッソ2発に驚嘆「あれがプロの…」【選手権】
「違いはとても感じました」
1月4日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の準々決勝で、7年ぶりの4強入りを目ざした上田西が、プレミアリーグEASTの強豪・流経大柏が対戦。前半で6点を奪われ、0-8で大敗を喫した。 【動画】流経大柏の富山加入内定MFが決めたゴラッソ2発 「(3回戦で)日本一のチーム(大津)を倒した流通経済大柏というブランドとかネームに少しびびって、自分たちは全員が引いてしまった」 そう試合の入り方を悔やんだ上田西のGK牧野長太郎は、カターレ富山入団内定のMF亀田歩夢に決められたゴラッソ2発に、脱帽したようだ。 前半の28分と40+3分、同じような形で、左サイドから狙い澄ましたシュートをファーサイドに叩き込まれた。 「亀田選手のシュートの質が高くて、タイミングも上手いですし、シュートコースだったり、全てがあれがプロのレベルなんだなというのを肌で実感して、やはり違いはとても感じました」 そう語る守護神に、「今まで経験したことがないぐらいのレベルか?」と尋ねると、「いままで練習試合でいい相手と結構やらせていただいた中でも、亀田選手にシュートはちょっとレベルが違った」と感服した様子だった。 流経大柏の8番が繰り出す凄まじいシュートは、準決勝でも注目だ。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)