カキのシーズン到来!有明海のスミノエガキは身入り良く 養殖カキの解禁日は未定【佐賀県】
サガテレビ
冬の味覚「カキ」のシーズンが始まりました。カキ小屋発祥の地とも言われる太良町で、今年のカキの状況を鈴木アナウンサーが取材しました。 【鈴木悠斗アナウンサー】 「暑さが落ち着いてきました。きょうは、太良町に来ています。佐賀の味覚カキを堪能しに、かき小屋へ行ってきます」 ビタミンやミネラルが豊富に含まれ、「海のミルク」と呼ばれるカキ。カキ小屋が立ち並ぶ太良町では10月からカキ焼きが始まりました。 今回訪れたのは、今年2月に太良町にオープンしたお店。今の時期は白石町の住之江漁港付近で水揚げされた天然のカキ「スミノエガキ」などを提供しています。 「スミノエガキ」は、日本では有明海にしか生息していないとされていて、養殖カキより貝柱が大きく、甘みが強いのが特徴です。 【鈴木悠斗アナウンサー】 「いただきます。甘いです」 【海鮮焼海道丸 山本耕輔店長】 「良かった~。貝柱のほうが甘みが強いんですよ」 店には海外からの観光客も多く訪れ舌鼓を打っていました。 【シンガポールからの観光客】 「甘い。美味しかった。とても新鮮」 「とても美味しい。クリーミー」 スミノエガキのとれる河口付近は山から冷たい水が流れてきて水温が低いため、身入りが良いということです。中でも今年は・・・ 【山本耕輔店長】 「去年に比べて抜群に身の入りが良い。去年より今年の方が間違いなく美味しい」 一方、「竹崎カキ」など、有明海の養殖カキはまだ成長途中。県有明海漁協によりますと、今年は海水温が高かった影響で小ぶりなカキが目立ち、解禁日は未定となっています。 【海鮮焼海道 丸山本耕輔店長】 「竹崎ガキは知られているので(お客さんも)まだかなまだかなと待たれていると思うので早く出せればなと思う」 今後は寒さとともに身の入りが良くなり、旨みが増してくるということです。 カキのシーズンは2月ごろまで続きます。
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