2024年版 最新の格安EV 10選 英国で「コスパ」の高い電気自動車は?
5. BYDドルフィン
長所:大容量バッテリーによる長い航続距離、優れたパフォーマンス、快適な乗り心地 短所:フィードバックに乏しいステアリングフィール、小回りが利かない、強力な回生ブレーキがない 価格:2万5490ポンド(約520万円) まだBYDの名前に聞き馴染みのない人も多いかもしれないが、グローバルに急拡大して大きな話題を呼んでいる。 先に投入されたアット3は3万7695ポンド(約770万円)と高価だが、続くドルフィンはCセグメントの電動ハッチバックの中で最も安い。幅広く受け入れられる可能性を秘めているのだ。 とはいえ、エントリーグレードではいくつかの妥協すべき点もある。サスペンションにはまだ洗練されていないトレーリングアームが使われており、最高出力95psのモーターも著しく力不足に感じられる。欧州のユーザーにとって、これらの妥協が受け入れられるかどうかはまだわからない。
6. オペル/ヴォグゾール・コルサ・エレクトリック
長所:劇的に変わった新しいフロントマスク、大型バッテリーによる長い航続距離 短所:ライバル車と比べてパワー不足、前輪駆動の走りは後輪駆動車に劣るかもしれない 価格:2万6895ポンド(約550万円) 英国ではヴォグゾール、ドイツなど他の地域ではオペルから販売されているコルサ・エレクトリック。最近の改良でデザインが大きく変わったが、新しいエントリーグレードが追加されたことで、スタート価格は5550ポンド(約110万円)引き下げられた。 「YES」と名付けられたエントリーグレードは、航続距離約350kmの50kWhバッテリーを搭載し、フロントの電気モーターから最高出力136ps、最大トルク26.4kg-mを発生する。 装備もまずまずだ。コルサYESには、16インチのアルミホイール、10インチのデジタル・タッチスクリーン、ワイヤレスのスマートフォン接続機能、自動LEDヘッドライトおよびオートワイパー、クライメートコントロール、キーレスエントリー、リアパーキングセンサーが標準装備されている。悪くない。