2024年版 最新の格安EV 10選 英国で「コスパ」の高い電気自動車は?
2. ダチア・スプリング
長所:短距離移動に最適、ミニの半額で買える、洗練されたパワートレイン 短所:インテリアはライバル車に劣る、品質は完璧ではない、ロードノイズがうるさい 価格:1万4999ポンド (約310万円) 一般的な乗用車クラスで最も安いのはルーマニアのダチアが販売するスプリングだ。EVに限らず、フィアット・パンダ、キア・ピカント、そしてダチア・サンデロなどの安価な内燃エンジン車とも肩を並べる価格帯だ。 親会社ルノーのシティK-ZEをベースとしており、最近の改良で内外装が大きく変更され、新しいフロントマスクを獲得し、インテリアの品質とコネクティビティ機能も大幅に改善された。 26.8kWhのバッテリーを搭載し、重量はわずか984kg、1回の充電での航続距離は約220kmだ。
3. シトロエンe-C3
長所:快適な乗り心地、充実装備 短所:ロードノイズ、充電速度が遅い、無味乾燥したハンドリング 価格:2万1990ポンド(約450万円) シトロエンの最新作e-C3は、実用性とファッション性の両方を併せ持つ。全車にアップル・カープレイとアンドロイド・オートが標準装備され、快適なシートや運転支援システムも付いている。 航続距離は約320kmで、最大100kWの急速充電に対応し、26分で20~80%の充電ができる。 油圧式クッションが路面の凹凸をうまく吸収し、大きな段差からも隔離されているように感じられる。つまり、快適かつ気楽に走れるのだ。 2025年には、さらに廉価な1万7250ポンド(約350万円)のバージョンが欧州市場に導入される予定だ。
4. フィアット500e
特長:アイコニックなデザイン、楽しいハンドリング、優れたパフォーマンス 短所:航続可能距離が公称値より短い、腰高なドライビングポジション、急速充電速度が遅い 価格:2万1995ポンド(約450万円) 欧州Aセグメント車のスタイルを確立しているのがフィアットだ。象徴的な500の最新EVバージョンである500eは、内外装ともに魅力的で、小回りが利き、街中での運転も楽々だ。 ひどく物足りなさを感じることはないが、24kWhのバッテリーを搭載するエントリーグレードの航続距離が約190kmであるため、使い勝手はかなり制限される。 約3000ポンド(約60万円)高い42kWhのモデルもあり、航続距離は約320km、最高出力は120psだ。全車に10.25インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが装備され、スマートフォンのミラーリング機能も備えている。