英2部で最も稼いでいるのは? 日本人の最新年俸ランキング1~8位。トップに立ったのは?
5位:角田涼太朗(カーディフ・シティ)
生年月日:1999年6月27日 推定年俸:33.8万ユーロ(約5400万円) 24/25リーグ戦成績:なし 角田涼太朗は、カーディフ・シティで推定33.8万ユーロ(約5400万円)の年俸を受け取っているが、まだピッチ上でその価値を証明できていない。 角田は今年1月、横浜F・マリノスからカーディフへの移籍が決まると、同時にベルギーのコルトレイクへ期限付き移籍。しかし、3月にふくらはぎを負傷し、そのまま2023/24シーズンを終えた。この負傷による離脱が長引いている。 9月中旬にピッチでのトレーニングに復帰していることはSNSで報告されているが、『ウェールズオンライン』によると復帰時期は依然として未定。エロル・ブルット監督は「彼は大きなケガをした。こういったケガの後は簡単ではないもので、これから一緒にプレーするのか、またレンタルに出すかのどちらかになるだろう。私はチーム練習で彼のことを見ていないから、彼について多く話すことはできない」と話していた。 そのブルット監督は、先月22日に成績不振でクラブとの契約を解除されており、現在はオーマー・リザが暫定的に指揮を執っている。角田にとっては、まだチーム練習に参加する機会も少なく、アピールが難しい状況が続いているようだ。
4位:瀬古樹(ストーク・シティ)
生年月日:1997年12月22日 推定年俸:77.8万ユーロ(約1億2400万円) 24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト 今夏、川崎フロンターレからストーク・シティに加入した瀬古樹は、推定77.8万ユーロ(約1億2400万円)の年俸を受け取っており、これはチャンピオンシップ(イングランド2部)の日本人選手で4番目に高額で、クラブ内では9位タイとなっている。 瀬古は移籍市場閉幕間際の8月31日にストーク移籍が発表されたため、合流して日が浅い。そのためまだ出場機会は限られているが、期待の新戦力と捉えられている様子だ。英『BBCラジオ・ストーク』は瀬古を紹介する中で日本人記者のコメントを以下のように紹介した。 「非常に賢い選手。後方から組み立てる能力が高く、アンドレア・ピルロを彷彿とさせる」といった見解を伝えており、攻撃を活性化する存在として期待されている。 チームを指揮していたスティーブン・シューマッハ監督も瀬古に期待していたようで、「本当に技術の高い選手で、ボールの扱いがうまく、パスの選択も見事」と称賛していた。 ただ、そのシューマッハ監督は9月16日に監督を解任され、ストークはナルシス・ペラッハを後任に迎えた。瀬古は同20日のハル・シティ戦で81分から起用されてイングランドデビューを飾ったが、28日のミドルスブラ戦では出場機会がなかった。指揮官が目指す方向性によって、瀬古の起用法も変わってきそうだ。