英2部で最も稼いでいるのは? 日本人の最新年俸ランキング1~8位。トップに立ったのは?
3位:大橋祐紀(ブラックバーン)
生年月日:1996年7月27日 推定年俸:93.3万ユーロ(約1億4900万円) 24/25リーグ戦成績:8試合4得点0アシスト 今年夏にブラックバーンに加入した大橋祐紀は、推定93.3万ユーロ(約1億4900万円)の年俸を受け取っている。クラブで5位タイの高額年俸で、その期待に応えるように、素晴らしい活躍を見せているところだ。 大橋は2018年に湘南ベルマーレでプロキャリアを始めたが、大けがが続いてなかなかブレイクできなかった。それでも2023年のJ1リーグで23試合に出場し、13得点3アシストを記録。その後、2024シーズンにサンフレッチェ広島に加入すると、シーズン序盤からゴールを量産し、わずか半年でヨーロッパへの移籍を果たした。 初の海外挑戦でも大橋の勢いは止まらず、ダービー・カウンティとの開幕戦でデビュー弾を決め、続くEFLカップ1回戦のストックポート戦では1得点1アシストを記録。第2節のノリッジ戦でもゴールを決めてファンのハートをつかみ、8月のチーム月間最優秀賞を受賞し、第5節のブリストル・シティ戦では1試合2得点を挙げるなど、最高のスタートを切っている。 ブリストル戦のあと、ブラックバーンのジョン・ユースタス監督は「大橋はすぐにチームに溶け込んだ。全てのメッセージを理解してくれた。非常に頭の良い選手で、フィニッシャーとしてとても優れている」と称賛した。
2位:橋岡大樹(ルートン・タウン)
生年月日:1999年5月17日 推定年俸:93.3万ユーロ(約1億4900万円) 24/25リーグ戦成績:なし 橋岡大樹は、ルートン・タウンで93.3万ユーロ(約1億4900万円)の年俸を受け取っている。これはチャンピオンシップ(イングランド2部)の日本人選手で2番目に高額で、ルートンでは12位タイとなっている。 浦和レッズの育成組織出身である橋岡は、2018年にトップチームに昇格し、2020シーズンまでプレーしたあと、ベルギーのシント=トロイデンへ移籍。スピードと対人能力はヨーロッパでも評価され、すぐにレギュラーに定着し、2023/24シーズン途中にルートンへ移籍した。 世界最高峰であるプレミアリーグでも橋岡は存在感を示し、3月以降はコンスタントに起用され、同リーグで10試合に出場。しかし、チームはチャンピオンシップに降格となった。 イングランド2シーズン目の橋岡は、7月のスロベニア遠征中にふくらはぎを負傷し、今季はまだ公式戦に出場していない。クラブ公式サイトによると、すでにピッチ上での練習を再開しており、ロブ・エドワーズ監督も「負傷者が戻ってきたらチームはもっと強くなる」と期待を寄せている。 橋岡はルートン移籍時にリーズへの加入が迫っているという報道もあった。ただ、当時2部だったリーズよりも1部だったルートンを選んだとされている。リーズの情報を主に扱う『リーズユナイテッドニュース』は今夏、「今頃橋岡は後悔しているかもしれない」と記していた。