ブラックシアー・ジュニア躍動!広島、EASL2連勝でグループA暫定首位【EASL/バスケ】
後半流れを掴んで見事な逆転勝利
10月30日、広島ドラゴンフライズは敵地で香港イースタンとのEASL(東アジアスーパーリーグ)第2戦に臨んだ。試合開始からディフェンスに苦しんだ広島は、7点ビハインドで前半を終えたが、後半は攻防でいいシーンを見せて88-75。2連勝でグループAの暫定首位に立った。 【動画】アイラ・ブラウンの豪快ダンクをチェック 香港とは10月16日にホームで対戦。No.8ケリー・ブラックシアー・ジュニアが17得点、11リバウンド、5アシストとチームを引っ張って78-67で勝利している。広島はそのNo.8ブラックシアー・ジュニア、No.12中村拓人、No.24ニック・メイヨ、No.30山崎稜、No.34三谷桂司朗というラインナップでスタート。立ち上がりから簡単にオープンを作れなかったが、No.8ブラックシアー・ジュニア、No.34三谷がタフショットを決めていくと、No.24メイヨ、No.30山崎も3Pシュートを射抜いて12-6とリードを奪った。 しかし、ホームのファンから声援を受ける香港は、フィジカルなディフェンスを展開。広島にターンオーバーが出ると、前回24得点のNo.21キャメロン・クラーク、No.19クリス・マクラフリンの活躍で点差を詰め、広島の20-19で1Qを終えた。 2Q開始直後、リズムを変えるべく積極的にゴールにアタックした広島だったが、なかなか得点につながらず。またディフェンスでは、5アウトで攻める相手に対応しようとするが、ドライブやカットにパスを合わされて9-2というランを許して22-28と逆転されてしまった。その後10点差まで広げられた広島は、ゴール下のNo.8ブラックシアー・ジュニアにボールを入れたが、これもうまく守られてしまう。 それでもクォーター終盤、外国人選手がNo.33アイラ・ブラウンのみというスモールラインナップにすると好転。No.10上澤俊喜、No.30山崎の3Pシュートが飛び出し、37-44と1桁差でハーフタイムを迎えた。前半、広島は2Pシュートが7/16で43.8%、3Pシュートが5/14で35.7%と悪くないシュート成功率を残したが、11本のターンオーバーが失点に直結してしまった。