【NFL】シーズン初戦で苦戦もチームの勝利に満足するベアーズQBウィリアムズ
ウィリアムズは冗談まじりに「(シカゴから)それほど遠くない場所だった。取り上げられるのは嫌だけどね」とコメント。「でも、(日曜日は)フラストレーションのたまる試合だった。だけど、一番大事で、このチームの個性をよく表していると思うのは、戦う姿勢、自分たちが持っている回復力だ」
ウィリアムズはヘッドコーチ(HC)マット・エバーフラスがハーフタイムに行ったスピーチがチームを奮い立たせ、ディフェンスとスペシャルチームが勝利をつかむ上で重要な役割を果たしたと評価。一方のエバーフラスHCは、ウィリアムズは苦境に立たされても、決して動揺する様子を見せなかったと明かしている。
「不安は一切なかったと思う」と述べたエバーフラスHCは次のように続けた。
「彼は終始、穏やかで、冷静で、落ち着いていた。一度もイライラしていなかった。彼にはいつも耐え続けることの重要性を話している。時には両面で厳しい状況になることがあるからね。つらい状況になることはある」
「とにかく耐えないといけない。隣にいる人やチームメイトを信頼し続けないといけない。それは1人の選手の問題ではない。私はハーフタイムでそう感じていたし、選手たちは後半にその姿勢を示してくれた」
厳しい状況に直面したときに、誰も責任のなすり合いをしなかったことも評価しているウィリアムズは、次のように語った。
「俺たちは誰かを責めるようなことはしなかった。ディフェンスがオフェンスを責めるとか、そういうことがなかったんだ。それは(エバーフラスHCの)人柄とか、みんなが自分たち、つまりシカゴ・ベアーズをどれだけ信じているかを示している。ディフェンスはオフェンスを信じ、オフェンスはディフェンスやスペシャルチームなどを信じている」
「俺たちはこの勝利をつかめて感謝しているし、うれしく思っている。ロッカールームで祝えたのはかなりクールだった。ここで祝うのは初めてだったしね」