機能もデザインも現代仕様!大人も楽しい大ヒットおもちゃの進化モデル5選
3. 「たまごっち」が専用メタバースで世界中と交流可能に
1996年の発売当初から爆発的人気を呼び、どこも品切れ状態だったデジタルペット「たまごっち」。モノクロの液晶画面内に生息するドット絵のキャラクターに対して、リアルタイムでお世話をしなければならないという不便さがかえって新鮮でした。たまごっちのうんちを流さないまま放置して、死なせてしまった人も多いのでは? そんな「たまごっち」、現在もリニューアルを重ねて発売されており、スマートウォッチのようなウエアラブルデバイス型おもちゃに進化しています。 新しいたまごっちは、Wi-Fi搭載により限定アイテムをダウンロード可能で、液晶も大きくカラーになっており、キャラクターの様子もよく分かります。また、たまごっちたちのメタバース「Tamaverce(たまバース)」にアクセスして世界中のたまごっちと出会えるというワールドワイドな仕様となっており、商品名も英語表記に変わっています。 忙しい人にありがたいのが、たまごっち専用のベビーシッター「たまシッター」にお世話を頼めるところ。これで、たまごっちを放置して死なせてしまうというリスクを減らせます。たまごっち内のゲームセンターのミニゲームでポイントを獲得して、アイテムを購入することもできるなど、いろんな遊び方を楽しめるよう進化しています。 (C)BANDAI
4. 最新の「野球盤」はスピードガン搭載!
野球盤といえば、野球場を模した盤上で、投手が放った金属の球を打者が打ち返し、球の入った場所によって一塁打、二塁打などが決まって、得点を競うゲーム。実際に球を打ち返すというアナログかつダイナミックな動きが子供心に反応しやすいのか、1958年の初代野球盤登場から65年経った現在も発売されており、根強い人気を誇っています。 最新モデル「野球盤3Dエース スーパーコントロール」(9500円)は、かつてのアナログな野球盤とはイメージがガラリと変わった印象。液晶画面付きの電光掲示板を採用しており、スピードガン機能搭載により、投げた球速がその都度表示されるという仕組み。実況アナウンサーの音声も再生できて、臨場感を演出してくれます。 最大の進化ポイントは“3Dコントロールピッチング機能”。投げる球の位置を上下左右9方向にコントロールでき、“内角・低め” “外角・高め”のようにストライクゾーン内を投げ分けられます。なお、投球コースは電光掲示板にもグリッド表示されます。 その上、バッターも投球の高低差に対応できるよう上下にも動かせるように。野球盤本体自体も立体的で現代風になり、遊ばない時も見えるように置いておきたくなりますよね、サイズはかなり大きめですが。