【詳報】岡山シーガルズが新年初白星を挙げる アウェーで埼玉上尾に3―1、SVリーグ女子
バレーボールの大同生命SVリーグは5日、各地であり、埼玉県の上尾市民体育館でアウェー戦に臨んだ女子11位の岡山シーガルズは、3位埼玉上尾を3―1で退け、新年初白星を挙げた。埼玉上尾に勝つのは4季ぶり。通算6勝12敗とし、順位は変わらなかった。 シーガルズはいずれも接戦となった第1、第2セットを金田、中本の両レフトの攻守にわたる活躍で連取。第3セットは落としたものの、第4セットは19―18から相手のミスや中本、ライト小松原の連続得点で抜け出し、振り切った。 シーガルズは11、12日、岡山市のジップアリーナ岡山で13位山形を迎え撃つ。 女子では首位の大阪Mが群馬を3―0で退け、17勝3敗。デンソーも快勝で18勝4敗とした。 男子は1位の大阪Bが2位の愛知を3―1で破り、17勝目(3敗)を挙げた。愛知は16勝6敗となった。 岡山シーガルズ 3―1 埼玉上尾 25―20 31―29 22―25 25―21 【評】攻守に粘り強さを発揮した岡山シーガルズが競り勝った。長瀬、永井らセンター陣のブロックでコースを限定し、城戸陽や金田を軸に相手の強打を簡単に決めさせなかったことが大きい。攻めてはリバウンドを駆使して好機をうかがい、中本、金田らが相手ブロックを利用した巧みな攻撃で得点を重ねた。 埼玉上尾はアタックやサーブのミスで計30失点とプレーの精度を欠いた。