違いのわかるイケオジに勧めたい! 新進気鋭のデニムブランド「ジーニック」とは?
丁寧でこだわり深いジャパニーズデニムだから、この先何年も頼れる相棒に!
第720回目は、ジーニックのデニムセットアップです。 男心をくすぐり、いつの時代も我々を魅了してやまないデニム。現行モデルはもちろん、ヴィンテージ人気も未だ冷めやらないのがその証拠です。数あるデニムの中でも、世界中で高評価を獲得しているのが、ジャパニーズデニム。それは、生地や縫製、加工などの細部にまで丁寧なモノづくりを続ける、日本人ならではのこだわりがあるからこそ。そんなジャパニーズデニムブランドから、新進気鋭のブランドをご紹介! イケオジにおすすめのアイテムを動画でチェック! 2021年に創業した「ジーニック」は、これまで多くのビッグメゾンのデニムを手掛けてきたイタリア人デザイナーと、世界で活躍する日本人パタンナーにより誕生。これまで培ってきた経験と技術を駆使したアイテムは、老舗ブランドに引けを取らない一級品揃いです。 そんなジーニックの中でも鉄板定番なのが、過度な装飾のない時代を問わずに着こなせるセットアップ。トップスは2ndタイプがベース。洗いがかけられ、随所に滲み出たアタリが肌馴染み良くこなれ感を演出します。セットアップはもとより、それぞれ単体でも様になるので汎用性の高さは申し分ありません。 さらに使い込むほどに味わいが増し、男らしさをブーストし続けてくれます。これが為せるのも、こだわり深いジーニックのモノづくりがあってこそ。違いのわかる大人の頼れる相棒にぜひ。 計算された肩周りの縫い付けや襟ぐりの作りにより、綺麗な襟元を形成。本来無骨なアイテムながらも、どこか品の良さを漂わせる要因になっています。とは言え、窮屈さはなくノンストレスなのでご安心を。 男らしいレギュラーフィットのデニムパンツは、緩やかにテーパードがかけられており現代的な穿き姿を構築します。腰回りにゆとりがあり、ソフトな生地感も相まって実にコンフォート。 岡山県倉敷市発祥の同ブランド。随所にデニム好きを唸らせるディテールがあしらわれており、こちらの赤耳もその一つ。ほつれを防止するとともに、ロールアップした際のさり気ないアクセントにもなってくれます。 ここのモノづくりは、デニムだけにとどまりません。3rdタイプのGジャンとテーパードデニムをベースに、こちらは細畝のコーデュロイでデザイン。ピッチの狭い畝により、カジュアルさの中に都会的な上品さをプラス。洗練されたモダンな雰囲気にまとまっています。深みのあるインディゴカラーもそれを後押しします。 Photo:Naoto Otsubo Styling:Takahiro Takashio Text:Hayato Hosoya