南野拓実は華麗ヒールフリックなどでチャンス演出…後半ATにPK被弾のモナコ、開幕3連勝ならず
[9.1 リーグアン第3節 モナコ 1-1 RCランス] モナコは1日、リーグアン第3節でRCランスを相手に1-1で引き分け、開幕3連勝とはならなかった。日本代表活動前ラストマッチのMF南野拓実はフル出場し、何度もチャンスを演出した。 【動画】南野の華麗ヒールフリック 南野は前半8分、中盤でスルーパスを受けるとペナルティエリアの外から右足を振る。ドロップ気味のシュートは枠の左に外れた。その後はスルーパスやヒールフリックでチャンスを演出するなど、2列目から攻撃の機会を伺うプレーが目立った。前半アディショナルタイムには高く浮いたボールを上手くコントロールし、巧みな技術を示す場面も。ただ前半はスコアレスで終了した。 後半9分にはMFマグネス・アクリウシェとFWマグネス・アクリウシェの連係から南野がスルーパスを出し、最後はアクリウシェがシュートを打つも相手のブロックに遭った。 一方のRCランスはチャンスシーンの数こそ少ないが、決定機を複数迎える。前半31分にはシュートが2本連続で枠に嫌われた。さらに後半33分にはMFレミー・ラボー・ラスカリーがゴールネットを揺らすも、VARが確認した結果シュートの直前にラボー・ラスカリーの右手にボールが当たっていたことが判明。無念のゴール取り消しとなった。 すると後半39分、モナコが左からのCKを獲得。DFカイオ・エンヒキが蹴ったボールをMFデニス・ザカリアが打点の高いヘディングシュートで合わせて待望の先制点を獲得した。ところが後半アディショナルタイム、ザカリアのハンドでPKを献上。MFプジェミスワフ・フランコフスに決められてドロー決着となった。