【MLB】マイク・フォードがツインズとマイナー契約 新天地で開幕ロースター入りを目指す 米記者報道
日本時間1月3日、日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズを退団してFAとなっていたマイク・フォードがツインズとマイナー契約を結んだことが明らかになった。「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者が報じている。モロシ記者によると、今回のマイナー契約にはスプリング・トレーニングへの招待が含まれているという。よって、フォードはロースターの40人枠外の招待選手という立場でスプリング・トレーニングに参加し、マイナー契約からの開幕ロースター入りを目指すことになる。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在32歳のフォードはメジャー通算37本塁打の実績を誇る強打の一塁手。2019年にヤンキースでメジャーデビューし、50試合で12本塁打、出塁率.350、OPS.909と自慢の強打を発揮した。しかし、翌年以降は成績が低迷。2022年にはジャイアンツ、マリナーズ、ブレーブス、エンゼルスと4球団を渡り歩き、大谷翔平とも一緒にプレーしたが、メジャー定着を果たすことはできなかった。 2023年はマリナーズとマイナー契約を結び、シーズン途中でメジャー昇格。自己最多の83試合に出場し、キャリアハイの16本塁打、34打点をマークしたが、シーズン終了後に戦力外となり、1年でチームを去ることになった。昨季はレッズとマイナー契約を結び、メジャーでは17試合に出場したが、打率.150、1本塁打、4打点、OPS.410と低迷。レッズを退団したあと、横浜DeNAと契約し、レギュラーシーズンではわずか6試合の出場に終わったが、ポストシーズンでは存在感を示した。しかし、11月末に退団が発表されてFAに。ツインズとマイナー契約を結び、米球界復帰となった。 ツインズは昨季ゴールドグラブ賞に輝いたベテラン一塁手のカルロス・サンタナがFAとなって退団。一塁はホセ・ミランダ、エデュアルド・ジュリエンという若手の併用が予想されているが、DHにも確固たるレギュラーは不在のため、フォードにも十分にチャンスがありそうだ。開幕ロースター入りのためには、スプリング・トレーニングで自慢の強打をアピールすることが求められるだろう。