【箱根駅伝】青学大の1年生アンカー小河原陽琉「気持ちよくゴールテープを切れた」…優勝メンバー喜びの声
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 【詳細データ】順位の変遷 往路を逆転で制した青学大は、復路では一度もトップを譲ることなく2年連続8度目の優勝を果たした。9区で区間2位の走りを見せた田中悠登主将(4年)らVメンバーは、中継した日本テレビのインタビューに答え、喜びを語った。以下、全選手のコメント。 ************* 1区(区間10位)宇田川瞬矢(3年)「今年1区と言うことで、昨年は10区でゴールしたので、今回は1位でタスキを渡したかったが、かなり苦しい結果になってしまった。みんなに助けられた。かなり頑張ってラスト粘れたのかなと思う。貢献できているかはいまいちかなと思うけど、主将中心に引っ張ってくれた。充実した1年だった」 2区(同3位)黒田朝日(3年)「昨年も経験して3~5区は心強い先輩がいて、自信を持ってスタートラインに立てた。本当だったら単独区間新がのぞましいが出せる力は出せた。来年があるので今年以上の結果が出せるように1年間頑張りたい」 3区(同4位) 鶴川正也(4年)「思いどおりの走りではなかったが、みんなに助けられて大手町で最後笑顔になれてうれしい。総合優勝は一生の思い出。最高です」 4区(同1位)太田蒼生(4年)「予想外の位置でもらって中大が見えないと思ったが、冷静に落ち着いて僕の出来る仕事をやろうと思った。若林に(中大が)見える位置で渡して、若林と野村に託すという思いだった」 5区(同1位)若林宏樹(4年)「45秒でもらった。落ち着いて走れた。(区間新は)想像していなかった。21キロを走りきった結果。本当に幸せな陸上人生だと思ってます」 6区(同1位)野村昭夢(4年)「今年56分台を目標にしていた。最後ラストランで出せてよかった。4年としての役割は、1秒でもしっかり離して1年の小河原を楽にすること。56分台を目指して少しでも差を広げたかった」 7区(同9位)白石光星(4年)「スタートから思いが強くなって、ハイペースで区間記録を狙っていたが、悔しい結果になった。結果的に(チームの)1位はうれしい。野村に関しては卒業後も同期としてやる仲間なので、勢いのままいった」 8区(同1位)塩出翔太(3年)「率直にうれしい気持ち。正直もっと広げたかったが、役割は果たせた」 9区(同2位)田中悠登(4年)「楽しい、幸せな23・1キロだった。沿道の声援やチームメイトの顔も見えて部員62人全員で勝ち取った。不安な気持ちもあったけど、これまでの取り組みが間違っていなかった」 10区(同1位)小河原陽琉(1年)「先頭を走って、最後優勝のテープを切れてよかった。ラスト直線でゴールが見えた時に、きつい気持ちが吹っ飛んだ。気持ちよくテープを切れた」
報知新聞社