フクロウが煙突から侵入してクリスマスツリーのてっぺんにとまるハプニングが発生「かわいすぎる」と話題に
クリスマスの日、サンタがプレゼントを届けるのが恒例の光景だが、アメリカ・ヴァージニア州に住むある家族に訪れたのは、サンタではなく意外な訪問者だった。なんと、家の中に飾られた大きなクリスマスツリーの頂上に、突如“フクロウ”が現れたのだ。その様子を捉えた写真がSNSで話題になっている。 【動画】知らぬ間に民家に侵入! ツリーのてっぺんに静かに佇むフクロウ。 事件が起きたのはクリスマス前、ヴァージニア州アーリントンに住むサバンナ・バーゴインさんの家。ある晩、暖炉から奇妙な音が聞こえてきたという。何かおかしいと感じたサバンナさんは、そっとリビングへ足を踏み入れると、そこには驚くべき光景が! なんと、飾ってあった大きなクリスマスツリーのてっぺんに、どこからともなく現れたフクロウが悠然と座っていたそうだ。 投稿された写真をみると、フクロウがまるでツリーの大きな星になったかのように、こちらを向いてツリーに止まっている様子が伺える。思わず彼女は「びっくりして、思わず『何これ?』って叫んでしまいました」と語っている。サバンナさんはすぐに夫のジェイソンさんに連絡。ジェイソンさんはすぐに地元の動物愛護団体に助けを求め、フクロウは無事に安全な場所へと返されることになった。 その後、アーリントン動物福祉連盟(AWLA)は、このフクロウがまるでサンタの使いのように煙突を通ってやって来たことを冗談交じりに投稿。「クリスマス前に予想外の訪問者がツリーの上に現れました!」と紹介した。また、AWLAはまた、この出来事を受けて「冬の間は煙突に蓋をしておくこと」を呼びかけている。
これが初めてではない!フクロウの意外な出現
フクロウが煙突から現れるなんて、まるで映画のワンシーンのようだが、この家庭だけの特別な出来事ではない。過去にも、フクロウが家のクリスマスツリーに迷い込んだ話は数多く報じられている。WDKY-TVによると昨年12月にも、ケンタッキー州在住のある家庭で、ツリーの中で4日間も暮らしていたフクロウの赤ちゃんが発見されたことも。最初は誰もぬいぐるみだと思って気づかなかったという。 また、2019年にはジョージア州で、ツリーの中にフクロウが巣を作っていたという出来事があり、2020年にはニューヨークの有名なロックフェラー・センターのクリスマスツリーで小さなノコギリフクロウが現れたことも。ちなみにこのフクロウは「ロッキー」と名付けられ、後に無事に野生に戻されたそうだ。
文:大村朱里