【初めての海釣り公園】カワハギ狙いで自己流〝ゼロテン釣法〟に開眼!【大阪湾】
釣り歴は40年以上だが、そういえば海釣り公園には行った記憶がない。そんな哀れな語り部(←筆者のことです)が、岸からのカワハギを求めて、大阪湾南部にある「とっとパーク小島」に行ってみた。 【画像】遊漁船ではこんなに釣れた!いい思いをしたエリアでオカッパリの釣りを
遊漁船で自信をつけた語り部。カワハギは岸からも釣れる?
最初は福井の漁港でカワハギを釣るつもりだった。滋賀の自宅から一般道で1時間15分くらいの距離なので、近くてお金があまりかからないから。しかし、最近何度か別のターゲット狙いで福井に行ったのだが、なんとなく・・・12月にカワハギが釣れる気がしないのだ。 語り部がよく行くバスキャッチ&アングラーズ堅田店のスタッフ・中村さんに相談すると・・・。 中村「カワハギなら福井よりも大阪湾の方がいいと思います。10月に行ったときには他の釣りもしつつ何匹か釣れましたよ」 とのこと。なので、中村さんのおすすめで大阪府岬町にある「とっとパーク小島」という海釣り公園に行くことにした。 ちなみに、カワハギ釣りは人生2回目。初体験は今年の11月半ばに和歌山県加太の遊漁船に乗ったとき。そのときは14尾釣って竿頭だった。とっとパーク小島は加太から近いので、釣れそうな気もしていた。
公共事業を釣りに再利用、とっとパーク小島の興味深い成り立ち
滋賀の自宅から高速道路を使って、2時間20分。大阪と和歌山の県境にある「とっとパーク小島」についたのが朝6時40分。まずは整理券をもらう。この時期の開園時間は7時なので、それまでに仕掛けとエサを付近の釣り具店で購入することにした(一旦、整理券は返却した)。 「とっとパーク小島」は株式会社小島フィッシングが運営する、海釣り公園。巨大な桟橋が岸から沖まで突き出している。釣りのためにこんな施設を作る許可をよく日本の行政が出したな・・・と思っていたのだが、入り口の説明を読むと、どうやらこの桟橋は関西国際空港の工事のために岬町の山を切り崩し、その土砂を台船に乗せて運ぶ際に使われていたとのこと。空港の建設終了後、桟橋は解体せずに残し、釣り桟橋としてリニューアルされることになったという。 いろいろ準備してから7時15分に入園した。予想していたよりずっと大きな施設である。入り口から桟橋の先端まで、Googleマップで見る限りおよそ400mはありそう。荷物が多い人はカートがあった方が絶対に楽。釣り桟橋に降りるまでに食堂(現在は弁当販売のみ)や釣り具の売店、トイレなども完備した建物もある。 釣り桟橋に降りると両サイドに分かれ、ひとり分ずつ、細かくスペース分けされている。とりあえず、適当に釣り座を決めて、いよいよカワハギ釣り開始!