【初めての海釣り公園】カワハギ狙いで自己流〝ゼロテン釣法〟に開眼!【大阪湾】
用意したアサリの状態が微妙…エサは重要だ
まずは桟橋のわりと先端の方、大阪側に釣り座を構えた。釣具屋さんで買った仕掛けにアサリをセット・・・しようと思ったのだが、どうもこのエサのアサリの状態がイマイチ。先月遊漁船で使ったアサリは粒がしっかりとして硬さがあったのだが、今回、現地付近で買ったエサは最初から水管やワタが崩れてバラバラだったりで・・・エサ付けからして難しい。なんとかハリにセットして投入するのだが、アサリが柔らか過ぎて投入時に水面でハリから外れてしまうという事態も頻発した。 それでも序盤からアタリはある。しかし、釣れるのはフグやベラ・・・。それも、開始から30分ほどだけで、その後はアタリすらまばらというありさま。ちなみに、とっとパーク小島のwebページの「月別楽しめる魚種」を確認したところ、カワハギは7~11月は○だが、12月は▲だった・・・。 例のアサリは釣っていても極めてエサ持ちが悪く、もしかしたら一度解凍されて傷んだエサかもしれない・・・という疑念を持ちながら釣りをしていた。 あまりにも釣れないので、11時になったころに場所を和歌山側に変え、周りの人の釣果を偵察することにした。すると・・・ふたりだけカワハギを釣っている人がいて、いずれもエサはアオイソメだという。それぞれ2尾と1尾だけだが・・・ゼロとの差は計り知れないほど大きい。 迷わず、売店でアオイソメとカツカレーを買ったこの哀れな語り部。この後、逆襲が始まる・・・のだろうか?
アオイソメに変えた瞬間、本命がヒット!
潮風に吹かれながらカツカレーを完食し、仕掛けにアオイソメをセットした語り部。水深25mまで落としてから、少しポーズ。オモリを少し持ち上げてからラインを一瞬フケさせ、また少し持ち上げる・・・を繰り返してアタリを待つ。 すると・・・なんとアオイソメに変えた1投目にあの独特のアタリ! すぐにアワセをくれて巻き始める。おお、これは・・・カワハギの引きに間違いない! 30回ほどリールのハンドルを巻いて上がってきたのは・・・やっぱりカワハギだった。 やったぜ!やっと記事が書ける・・・(最近はエギング、アジングとセルフ取材に行ってもオデコになってしまい、記事にできない釣行が続いていたので、これはうれしかった)。さらに、次の1投ではサンバソウ(イシダイの幼魚)も釣れた。 やっぱりエサは大事だ。正直、さっきまで使っていたあのアサリでは釣りになっていなかったよな…。 と思ったが、釣りはそんなに甘くはない。それからまた釣れない時間が続く。 14時半ごろ、ついにアオイソメが底をついた。 さて、どうするか…?