柴原瑛菜、3時間超の激闘制してグランドスラムのシングルス初勝利! 2回戦で女王シフィオンテクと対戦[全米オープン]【テニス】
柴原瑛菜がグランドスラムでシングルス初勝利
現地8月27日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス1回戦が行われ、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク217位)が、ダリア・サビル(オーストラリア/同95位)を6-3、4-6、7-6(6)で下し、シングルスでのグランドスラム初白星を手にした。 【動画】柴原瑛菜、3時間17分の激闘を制してグランドスラムのシングルス初勝利 マッチハイライト ダブルスでは2023年に全豪オープンで準優勝の結果を残している柴原。今季はシングルスにも精力的に出場し、ITF大会で着実に結果を残すと、今年1月に548位だったランキングはキャリアハイの217位に上昇させた。 今大会がシングルスでは初めてのグランドスラム予選に出場となり、3試合を勝ち抜いて初めて本戦の切符を獲得している。 初戦の相手はベテランのサビル。柴原は第1セット序盤からリターンゲームでプレッシャーをかけ続け、第2ゲームで先にブレーク。直後にはサービスゲームを落としたものの、その後もチャンスを作り続けて、第8ゲームで再びリードを奪って6-3でセットを先取した。 第2セットでは精度を欠いて3度のブレークを許して4-6で落としたが、最終セットでは第2ゲームでリードを許しながらも、すぐさまブレークバック。攻撃的なテニスでサビルを苦しめていく。 それでも粘り強いサビルからあと1本が奪えずに、そのまま10ポイント先取のタイブレークに突入。5連続ポイントでリードを奪った柴原は挽回を許さず、最後はサビルがダブルフォールト。試合時間3時間17分の激闘の末にグランドスラムでシングルス初勝利を挙げた瞬間、柴原はその場にひざまづいて喜びをあらわにした。 2回戦で柴原は、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/同1位)と対戦する。
Tennis Classic 編集部