JR東、Suica機能拡充 タッチレス乗車やサブスク割引
JR東日本は10日、交通系ICカード「Suica(スイカ)」のスマホアプリ、「モバイルスイカ」を中心とした抜本的な機能拡充計画を発表した。 今後10年以内に、ICカードやスマホをタッチせずに改札を通過できる仕組みを導入。毎月定額払いで鉄道運賃などが割引となるサブスクリプションのサービスを始めるほか、高額の買い物を可能とするなど決済機能も強化する。 タッチレス乗車は、モバイルスイカの位置情報を活用。ICカードやスマホをかざす必要がないため、子連れや荷物が多いときなどに便利とされる。マイナンバーカードとの連携で給付金の受け取りなど自治体サービスも利用できるようにする方針で、スイカを日常のさまざまな場面で幅広い世代が使える「生活デバイス」に刷新する。