【陸上】10000mパリ五輪代表の小海遥は15分50秒34の6位「納得いかない」も後半シーズン戦い抜き手応え/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2024(12月7日/大阪・ヤンマースタジアム長居) エディオンディスタンスチャレンジの上位成績をチェック! 日本グランプリシリーズG2のエディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子5000m4組トップは15分29秒67をマークした渡邊菜々美(パナソニック)だった。10000mでパリ五輪に出場した小海遥(第一生命グループ)は15分50秒34の組6位。序盤から先頭争いに加われなかった。 全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は3区区間5位と粘りの走り。だが、「クイーンズ駅伝も調子が合わず、疲労が抜けきらない状態でした。今回も本調子ではなく、タイムも出たらいいなというコンディションの中でのレース」だったという。 自己記録(15分23秒98)やシーズンベスト(15分29秒41)から大きく遅れる結果となり、「決して納得のいくレースではありません」と唇を結ぶも、これまで何度もケガに泣いてきただけに、「ここまでの下半期、レースを欠場することなく出場できたことは評価できると思います」と安堵感も漂わせる。 目の前の「タイムなどの結果をマイナスに捉えず、プラスの要素に変えたい」と前を向き、「来年の世界選手権につなげていければと考えています。もちろん世界選手権は10000mで狙っていきます」と、2年連続世界大会切符をつかむつもりだ。
月陸編集部