「少女の友」「少女倶楽部」明治~昭和、いつの時代もリボンは憧れの象徴…雑誌や付録など企画展
表紙や誌面にリボンをつけた少女の絵や写真、広告を載せた「少女雑誌」と、その付録の計約140点を紹介する企画展「リボンが好き!!展」が、熊本県菊陽町図書館で開かれている。同館が所蔵する明治30年代~昭和40年代の出版物が並び、時代ごとのリボンを楽しむことができる。24日まで。 【写真】「ハローキティ」生活用品に描かれ、子どもと共に過ごす存在に…「カワイイ文化」たどるサンリオ展
少女雑誌は、「少女の友」(明治~昭和)や「少女倶楽部」(大正~昭和)など。絵をふんだんに使った物語を記載した付録と、「リボンの騎士」(手塚治虫作)といったタイトルについている連載漫画、連載小説も紹介している。
同館は、同年代の少女雑誌とその付録といった関連資料計約9500点を所蔵している。リボンの絵や写真が多いことから、少女たちの憧れの象徴としてテーマにした。
企画した同館の矢野亜希子さん(51)は「時代時代の流行が表れている柄や大きさなどに注目してほしい」と話している。
火曜と19日は休館。入館無料。問い合わせは同館(096・232・0404)へ。