京王 フツーの電車で「セブン-イレブン」の“配送”やります! 降車後は“秒で納品”可能? 物流効率化へ一手
井の頭線のフツーの電車を物流に活用
京王電鉄は2024年12月6日、セブン-イレブン ジャパンとともに、鉄道による商品配送の実証実験を10日(火)から開始すると発表しました。 【“秒で納品”のワケ】井の頭線によるセブン-イレブンの商品輸送(画像で解説) 井の頭線の電車にセブン-イレブン商品を載せて配送。グループ会社である京王運輸の配送員が、永福町駅で商品の積み込みを行います。 納品先は、セブン-イレブン店舗が出店する井の頭線の高井戸駅、久我山駅、吉祥寺駅です。京王は2021年にセブン-イレブン ジャパンと提携を結び、駅コンビニや売店を順次、セブン-イレブンのフランチャイズ店にしてきました。それら店舗への納品も電車を使えばすぐというわけです。 まずはチルド温度帯の商品を対象に実施し、今後、対象カテゴリーの拡大も検討するということです。 今回の取り組みは、効率的な配送を実現したいセブン-イレブンと、鉄道による物流事業の拡大を目指す京王運輸の思いが重なったものだということです。配送トラックの削減や最適な配送コースの編成などにつなげ、社会課題の解決に取り組むとしています。
乗りものニュース編集部