社民党の又市党首、参院選不出馬を表明(全文1)5月14日に肺がん手術
社民党の又市征治党首は18日午前、記者会見を開き、今夏の参院選への不出馬を表明した。 【動画】社民党の又市党首が参院選への不出馬表明 政界引退は否定(2019年6月18日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「社民党の又市党首が参院選への不出馬表明 政界引退は否定(2019年6月18日)」に対応しております。 ◇ ◇
医師から無理をしないよう言われた
又市:どうもありがとうございます。皆さんとは約40日ぶりという格好になります。ちょっと今お聞きになってお分かりのとおり声が出づらい、こういう状況がありまして、今日はだから短く、特に私の一身上の問題を申し上げて、どうしても質問がありますれば、それにはお答えしていきたい、こんなように思っております。 まず1つ目ですが、今日、皆さん方とこうやって会見をさせていただいて、今日から参議院議員として、そしてまた社民党党首としての職務に復帰するということにしたいと思っているところです。ご案内のとおり、5月の14日に都内の病院で肺がんの手術を受けました。少し具体的に言うと、右の肺の下約半分を切除する、こういう格好の手術でしたが、手術は成功して25日の日に退院して以後、医師の指示に従って療養してまいりました。6月12日に術後1カ月目の診断を受けたわけですが、そこでは3つぐらいのことを指摘を受けました。 1つは術後3カ月くらいで肺機能は全体として約8割ぐらいまで回復をするだろう。今、順調にその回復過程にあると。2つ目は、今もそうなんですが、どうしてもそういう意味では、肺を約4分の1取っているわけですから、息切れ、動悸、そしてまた声がそれに伴って大変出づらい、こんな格好があって、大きい声を出すと息切れがひどくなる、こんなことがある。食欲がもうまったく減退する。これは手術に伴ってそういうことがあるようでありますが、これも3カ月ぐらい掛けて回復していくということでありまして、そんなに心配することはないということでありました。 3つ目は医師としては今が非常に大事な時期なので、くれぐれも無理をなさらぬようにと。もっと極端に言うと、選挙を目の前にして一党の党首に無理するなといったって、そんなことを言うこと自体が無理でしょうと言いながら、そういうご指摘を受けました。ただ病状的に心配をしろと言われるのは、航空機に乗るのは一切駄目ということとか、やっぱり長時間にわたって旅行するというか、旅をするというのはできるだけ避けたらいい、こういうことと、突然として大きい声を出すなんていうのはやっぱり良くないということなど、そういう指摘があるわけでありまして、そういう意味で今が大事だから無理をするなと、こういうご指摘でありました。