大阪の地下街に名店あり! 食通が通う心斎橋の食堂『御堂筋ロッヂ』の「海老フライ定食」
●大阪の美味しいお店は地下街にもあり!心斎橋にある 『御堂筋ロッヂ』の「海老フライ定食」の魅力とは?
「美味しいお店は営業職の部長が知っている」という感じの幻想のような通説のような話ってありますよね? 食通が通う心斎橋の食堂「御堂筋ロッヂ」の関連画像 そういったお店というのは美味しいんだけど決して派手ではなく、繁華街から1本入った通りの何気ない場所にあるんだけど、何を食べても美味しいという感じ。そういう説の食通部長さんが知ってそうなお店を大阪で発見しました。
きわめて普通の外見のビルの地下に
今回紹介する『御堂筋ロッヂ』があるのは、大阪でも指折りの繁華街である心斎橋。駅を下りて御堂筋を少し北上、ROLEXのお店などを通過しなが到着した場所がこちら。 と言っても目の前にあるのは、お店があるようには見えない、お堅い企業が入っていそうな雰囲気。ふらっと入ると警備の人に呼び止められて「どちらの方にご用事ですか?」と聞かれそうなオーラもありますが入ってみましょう。
パネルの案内に導かれて階段を下り、リノリウムの廊下を彷徨うことしばし。貸会議室と防災センターに挟まれる場所に、お目当てのお店である『御堂筋ロッヂ』を発見しました。
ビル内を歩いていくと突如、食堂が出現!
お店があるのは、心斎橋のど真ん中にあるビルの地下。街ブラして辿り着ける率が極めてゼロに近いお店となっています。
不思議な心持ちで店内に入ると、そこは完全に異空間。まるで人里離れた高原のペンションの食堂といった雰囲気。とても隣が貸会議室とは思えない内装です。
「なんだかすごい店に来た」と思いつつメニューを見てみると、名物のエビフライのランチを発見しました。早速、味わってみましょう。
エビフライということですが、有頭で腰も曲がっていてかなりユニークな姿で登場しました。 こちらのエビフライは薄めの衣がエビの全身を覆っていてサクッと揚げられています。食べる際には「尻尾を食べるか食べないか?」問題がありますが、『御堂筋ロッヂ』では、尻尾はおろか頭さえも食べられるサクサクパリパリ仕様。海老味噌を味わいつついただいてしまいましょう。
洋食のランチでは「パンにしますか? ごはんにしますか?」というのが定番の確認事項ですが、こちらのお店ではそういうのはなし。ランチには、ご飯と梅干しと豚汁を提供されます。これも素朴だけどしみじみ美味しくて、オシャレな空間とのギャップも楽しい組み合わせとなっています。