「くじは引いていないので」「どちらかというと、それが楽しみです」 ソフトバンク小久保監督の一問一答 1位指名は残りくじで2連敗
◆プロ野球ドラフト会議(24日) ソフトバンクは1位指名で村上泰斗投手(兵庫・神戸弘陵高)=180センチ、76キロ=の交渉権を獲得した。 ■ドラフトをリアルタイム速報中 ソフトバンクは1位で明大の宗山塁内野手を指名。5球団の競合の末、楽天に交渉権が渡った。外れ1位で指名した柴田獅子投手(福岡大大濠高)も日本ハムに抽選の末敗れた。1位指名終了後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。 ―村上泰斗が1位。 「宗山君が競合するだろうという予想の中で、1回目も2回目もそうなんですけど(残りもので)くじは引いていないので。あるやつを取りました」 ―1位を公表せず。 「よく分かりません。フロントが全部決めるので。僕は宗山にいくというのを昨日聞きました」 ―村上の印象。 「映像しか見ていないので。スカウトの評価で言うと高校生なんですけど、そんなに身長は高くないんですが、1軍登板は早そうなピッチャーという評価なので。まずは見てから。ホークスの育成システムにしっかりはめ込んで、出てきてもらいたいと思います」 ―5年連続高校生が1位。 「そうなんですか。現場の監督なので、そっちに頭がいっていないので。過去の中から戦力になっている松本裕樹みたいな、そういうふうなところで切り開いていってほしいと思います」 ―今回のドラフトの補強ポイント。 「基本的には宗山をいってというシミュレーションをしていたみたいなので、あと何巡取るかも知らないですし、日本シリーズがあるので今から宿舎に行きます」 ―村上へのメッセージ。 「ホークスのファーム施設は日本で一番です。ここでうまくならなければ、日本のどこに行ってもうまくなりません。ぜひその施設を利用して大きなピッチャーに育ってください。期待しています」 ―5球団は想定内。 「予想していたみたいですけどね」 ―残り物。 「そうそう、2回ともね」 ―2回目の抽せんは新庄監督と一騎打ち。 「来年のこと(去就)をまだ表明されていないので、どちらかというと、それが今日この後、楽しみです」 ▼「一監督が口出しする分野ではないので」「来年来たら変えます」【小久保監督一問一答完全版】は(おすすめ記事)から▼