京都で面白いホテル「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」を発見!
近年ホテルのSDGs視点はぐっと進んでいて、その改革たるや大変だろうなと推測しておりました。サービスの水はペットボトルではなく、継続使用できるものにしていたり、シーツの交換希望を聞いたり、歯ブラシやシェービングのアメニティを置かない傾向など、やらないことを増やすと同時に、食材を含め環境に配慮したものや行動にするなど様々です。そんな中で、比較的緩やかにそれらを楽しみながら進め、食へのこだわりが気になるホテルを京都河原町に発見しました。 【写真】京都のホテル「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」を詳しく見る
好立地にある、コンポスト見学ができる体験型ホテル!
こちらのホテルの面白い取り組みで驚いたのが、希望すると参加できるSDGs館内ツアーの中で、ホテル内のコンポストを見学できるということ。コンポストを置いているホテルが増えているのは知っていましたが、ゲストがコンポストを見られるのは初めてです。 案内くださる方が「メインイベントの場所であるコンポストです」と話されていたのですが、実質ホテルの裏側、しかもゴミ処理を見せるというのはすごい覚悟です。自身の暮らしのためにも参加してよかったなと思いました。もし小中学生の子どもがいたら、夏休みの宿題に宿泊するのもいいなと。企業やホテルの取り組み報告を文字でチェックしてきましたが、実際の現場を見る迫力はインパクト大。ちなみに、朝食のビュフェで、コンポストの堆肥で育てられた「えんこう米」が食べられます。 そして、説明の中で2度目の驚きが。「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」は「GOOD NATURE STATION」の中にあり、そこの中にミシュラン2つ星を獲得した「VELROSIER」のシェフがプロデュースした「中華そば 六」などをはじめとする有名な飲食店が多く入っています。ホテルのレストランだけでなく、それら外部の飲食店にもコンポストに参加してもらっているということ。「いいことだから当たり前!」とは一筋縄では進まないフィールドでの実行に本気を感じます。