井岡一翔の対戦相手・マルティネスの要請で調印式が急きょ中止に プロモーター「明日の計量は予定通り行うと聞いている」
ボクシングWBAスーパーフライ級タイトル戦(31日、東京・大田区総合体育館)の調印式が29日、東京都内で予定されていたが、急きょ中止された。同級王者フェルナンド・マルティネス(33)=アルゼンチン=陣営より「コンディションを整えたい」という要望があったため。これを受けて元世界4階級制覇王者・井岡一翔(35)=志成=も欠席した。マルティネスは26日の公開練習を発熱のため開催予定の約1時間前に「ドタキャン」しており、その体調不良の影響が濃厚だ。 連続の「ドタキャン」を物語るように、会場にはステージも設定されていた。試合を主催する志成ジムの芳野一貴プロモーターは「チャンピオンの要望を受けての措置。現在のところ明日の計量は予定通り行うと聞いている」と説明した。大みそかはWBAスーパーフェザー級挑戦者決定戦、同級9位・堤駿斗(25)=志成―同級14位レネ・アルバラード(35)=ニカラグア=も開催される。
中日スポーツ