DeNA戸柱のリードがソフトバンクに通じない…逆襲へあるぞ強行出場、リハビリ中の山本を緊急召集 「巨人と全くレベル異なる」
DeNAはリーグ3位からのCS下克上を支えた、戸柱恭孝捕手(34)のリードがソフトバンク打線に通じず2連敗。反転攻勢に向け、右腕骨折で離脱中の主戦捕手、山本祐大(26)が緊急合流する。 【写真】DeNA・山本祐大が〝相棒〟離れを決意 「東さんから独り立ちしたい」 ロースコアの接戦が続いた巨人とのCSファイナルから一転、2試合で11失点。DeNAのチーム関係者は「巨人とは全くレベルが異なる。弱点のデータがあっても、ソフトバンクの打者が上回っており止められない」と厳しい表情で話す。 三浦監督も流れを変えようと、5回に代打で送った高卒2年目の松尾汐恩捕手(20)を、「チームに勢いをもたらしてくれる」と先発の戸柱に代えて最後までマスクをかぶらせた。今季1軍出場は24試合ながら首脳陣の評価は高く、チーム内からも「相手打者の狙いを外す配球を組み立てられる。野球センスを感じる」と先発起用を推す声が上がる。 さらに、今季は主戦で起用されながら、9月15日広島戦で死球を受けて右尺骨を骨折しリハビリ中の山本を、第3戦が行われる敵地福岡に招集。「状態を確認し、問題がなければぶっつけ本番で強行出場させる」(ファーム関係者)。日本シリーズ14連勝中の最強ホークスを止められる扇の要は誰か。 (山戸英州)