【福袋】っていつから始まったの? 2025年の年始から買える、人気の福袋「ゴディバ」「カルディ」など
福袋の原型は江戸時代から存在していた!
1年の運試しで親しまれる「福袋」は、お正月の風物詩として欠かせない存在になっていますが、そもそもいつからお正月に福袋を売り出すことが始まったのでしょうか? 意外と知らない福袋の起源を解説しつつ、2025年新年からでも買える人気店の福袋をピックアップして紹介します。 【画像】まだ間に合う!2025年「福袋」GETして! 「カルディ」「銀だこ」ほか(画像9枚) お正月になると、あちこちの店先で見かける福袋。基本的には中身が分からないようになっていて、さまざまな商品が詰め込まれた袋のことですが、最近では中身を公開しているものも増えています。お正月の初売りと同時に売り出されるのが一般的ですが、12月から予約がスタートしたり、クリスマス後には店頭に商品が並んだりするケースも。値段以上の価値があるものや人気店のもの、限定グッズが入った福袋などは発売とともに完売してしまうほどの人気です。 福袋の起源は諸説ありますが、江戸時代に東京・日本橋にあった呉服屋「越後屋」(のちの三越)が、冬の衣替えの時期に合わせ、着物の生地のあまりを袋に入れてお得な価格で販売したことが始まりとされています。ちょうどその時期が、商売繁盛を祈願して行われる「えびす講」になるため、「えびす袋」という名前で販売されていました。これが江戸の街で話題となり、他の呉服店も次々と真似をしたそうです。 「えびす袋」と呼ばれていたものが、「福袋」と呼ばれるようになった経緯はよく分かっていません。もともと福袋とは、七福神の中でも福を司る神様として知られる大黒天(だいこくてん)さまが肩に担いでいる大きな袋のこと。この袋の中には幸福が入っていて、大黒天さまは袋につまった幸福を人に分け与えていると言われています。縁起の良さや、商売繁盛のご利益にあやかりたいという思いから、「福袋」として販売されるようになったようです。
年明けでも買える!人気のお店の「福袋」
本来なら年明けの初売りから販売されるはずの福袋ですが、最近では販売時期が前倒しになりつつあり、クリスマス後には店頭に並んでいる様子を見かけるようになりました。人気のお店の福袋だと、12月初旬から抽選や事前申し込みがスタートしていて、今日の時点ですでに完売しているものがほとんど。そんな中、1月1日以降も買うことができる人気店の福袋を探してみました。どこも数量限定販売のため、売り切れ必至! 欲しい人は、販売開始と同時にお店に駆け込んで手に入れてください。