仙台育英、8強一番乗り 春夏通算50勝目 選抜高校野球
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われている第93回選抜高校野球大会は第6日の25日、第2試合から2回戦に入り、仙台育英(宮城)が神戸国際大付(兵庫)を13-5で破り、ベスト8一番乗りを果たした。春夏通算50勝目で、第85回大会(2013年)以来の8強入り。第9日(28日)の準々決勝で健大高崎(群馬)―天理(奈良)の勝者と対戦する。 【仙台育英vs神戸国際大付の試合を写真特集で】 仙台育英が2桁安打で13点を奪って大勝した。一回に秋山の2点適時内野安打で先行し、二回は木村のスクイズなどで2点を追加。三回には遠藤の適時二塁打などで3点を奪うなど、その後も着実に加点した。先発・松田は制球が良く6回1失点と好投し、継投で逃げ切った。神戸国際大付は投手陣が精彩を欠いた。 ◇仙台育英・須江航監督 (8年ぶりの8強)いよいよここから勝負が始まると、気持ちが引き締まる。先発した松田は(相手打順)二回り投げてくれればいいと思っていたが、しっかり試合を作ってくれた。 ◇仙台育英・松田隆之介投手 (先発し6回1失点)良い緊張感の中、初回から飛ばしていった。制球がまとまっていたのが良かった。継投のチームなので、自分が長く投げることで他の選手が休める。 ◇神戸国際大付・青木尚龍監督 (本調子でない阪上が先発し二回途中で降板)粘って3回でもいいので投げてほしかった。表情が気になってズルズルいくのが嫌だったので代えた。もう少し直球で押していってもよかった。 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。