23日「こなフェス」開催!過疎化地域の小長井町を “夢の場所に” 子どもと一緒に町おこし《長崎》
NIB長崎国際テレビ
過疎地域でまちおこしに取り組む団体「こながい町おこし隊」。 今月23日には子どもも大人も一緒に楽しめる まちを挙げてのイベント「こなフェス」も開催します。 ふるさとを盛り上げるため、子どもたちとともに進めるさまざまな活動とは…。
カキの一夜干しや早生のミカンなど、旬の食材が並びます。 (中学生) 「小長井の特産品ですよ~」 諫早市小長井町の特産品を売り込むのは、地元の中学生です。
JR諫早駅で今月5日に行われたイベント。 中学生をサポートするのは、西崎 豊さん 42歳。 「こながい町おこし隊」の副隊長です。
(こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「特産品をPRしたいということで “ときめき小長井市” という名前をつけた。小長井を知ってもらう意味でも、すごくいい機会」
佐賀県との県境に位置する諫早市小長井町。 有明海や、多良連山など豊かな自然に囲まれています。
1950年代は約8500人だったまちの人口は、現在は4400人で半数に。 ここ10年では1000人以上減少し、3年前に総務省の「過疎地域」に指定されました。 (こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「駅前の通りには商店やゲームを置いているところがあって、学校が終わるとみんなそこに集まる。子どものころの楽しかった思い出の場所が、どんどん減っていっている」
(こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「食べ物がおいしいのと自然だけではなく、そこに住む人たちがとても温かい」 小長井町出身の西崎さんは、高校を卒業後に地元を離れ、就職。 会社員や海外でのツアーガイドなどの職を経験し、おととし Uターンしました。 現在は、WEBデザイナーとして活動しています。
(こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「周遊企画を作るのであれば写真だけ撮って帰ってもらわないようにしないといけない」 まちおこし団体は、幼馴染みの漁師 植木勇次さんとともに、おととし立ち上げました。