23日「こなフェス」開催!過疎化地域の小長井町を “夢の場所に” 子どもと一緒に町おこし《長崎》
(こながい町おこし隊 植木 勇次さん) 「まちおこしが趣味なので楽しくやっている。アイデアは基本 西崎くんが突拍子もないことを言い出して、それならできるのではということから進んでいく。すごく頼もしい」
現在は、30代と40代の10人のメンバーで活動。 まちの方言や歴史、イベント情報などをまとめたウェブサイト「こなガイド」の運営や、去年は山茶花高原で大規模なイベント「こなフェス」を初めて開催。 グルメマルシェや地元の伝統芸能の披露などを行い、約2700人が来場しました。
(こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「自分が住むところは自分たちで楽しくしないといけないというのがすごくある。自分たちがワクワクするかどうかを一つ基準に置いていて、来てくれる人や関わってくれる人も笑顔にできるかというところで進めている」 今年は5000人の集客を目指し、来月23日に開催する予定です。
西崎さんたちが最も大切にしているのが、“子どもたちと一緒になったまちおこし” です。 「特産物販売の “小長井市(こながいいち)” は、生徒が主役。目的を忘れずに、来てくださる方をとにかく楽しませること」 地元の小中学校に出向き、郷土愛を育む授業を行っています。
(こながい町おこし隊 西崎 豊 副隊長) 「まちおこしやろう!ではなく、楽しいことやろう。それが結果的に活性化につながる経験をすることで、子どもの時の思い出や体験が(町外に出ても)戻ってくるきっかけになれば。子どもを中心に “まちおこしの機運” が、広がっていけばいい」
(生徒) 「ここは私たち自慢のフルーツバス停。地域の方だけでなく、県外の人にも愛されているから」 子どもたちが大好きな場所を、クリアファイルやキーホルダーなどのグッズとして制作。 ふるさとの魅力を広めることは、子どもたちが “まちを見直す” きっかけにもつながります。 (生徒) 「いいところをSNSで発信することがいい」