民進党代表選2017(全文2完)枝野氏「自民党には理想論だけでは勝てない」
自己責任型の社会を変え多様性と支え合いの社会を実現したい
私は自己責任型の社会を変え、多様性と支え合いの社会を実現したい。そのために政治に携わっています。そのために皆さんと力を合わせて、より具体的な姿を示して前へ進んでいきたいと思っています。しかし、その道のりは決して平坦なものではありません。いくつもの高いハードルを乗り越えていかなければ前へは進めません。まずは安倍政権という目の前の壁に立ち向かい、これを乗り越えていこうではありませんか。そのために結束して戦い、次の選挙に立って、その先のステージへと歩みを進めようではありませんか。 私はリアリズムに徹し、バランス感覚を持ってみんなと共に進むリーダーになる。私も変わります。でも、私1人で変えるのではありません。1人1人が変わることで、そして、そんなみんなの力を結集させることで、国民の期待に応えることができるんです。立ち上がりましょう。変わりましょう。結束しましょう。私たちはその力で国民の期待に応え、政治の流れを変えていきます。私はその先頭に立って戦っていきます。私にはあなたの力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。 難波:枝野候補、ありがとうございました。お2人には長い選挙戦、大変ご苦労さまでした。お2人のご健闘によりまして、立派な代表選挙が進められてまいりました。会場の皆さま両候補のご健闘をたたえる意味で、満場の拍手をお送りしたいと思います。ありがとうございました。それでは代表候補者は代議員席にお戻りください。
●代表選管から国会議員投票についての説明
本村:代表選管の本村賢太郎です。演壇上では直接投票の準備を始めますのでご了承ください。ここで国会議員および公認候補予定者の直接投票に先立ち、代表選挙規則15条4項に基づいて、一般党員およびサポーター有権者ならびに地方自治体議員有権者の郵便投票の開票結果を報告いたします。党員・サポーター有権者の各候補者への投票は、居住地の都道府県ごとに集計され、それに基づいて都道府県ごとの党員・サポーター数、および選挙人名簿数をもとにして割り当てられたポイント数がドント方式によって各候補者に配分されます。都道府県に割り当てられたポイント数の合計は231ポイントになります。また地方自治体議員有権者の各候補者への投票は全国を単位として集計され、それに基づいて地方自治体議員に割り当てられた209ポイントがドント方式によって各候補者に配分されます。 時間の都合上、党員・サポーター有権者の郵便投票については各候補者の都道府県ごとの得票数および獲得ポイント数字の読み上げは省略し、獲得されたポイント数のみ発表させていただきます。都道府県ごとの各候補者の得票数およびドント方式で計算した獲得ポイント数につきましては、これより集計表を会場に配布いたします。集計表を座席のはじから反対側に向けてお回しいただくよう、ご協力をお願いいたします。また、集計結果はスクリーンにおいても表示いたします。 それでは党員・サポーター有権者および地方自治体議員有権者の投票結果について、神本選管委員長から報告いたします。 神本:それでは。ご報告いたします。党員・サポーター有権者の投票によって、各候補者が都道府県ごとに獲得したポイント数を集計した結果でございます。前原誠司候補137ポイント、枝野幸男候補94ポイントとなりました。次に地方自治体議員有権者の投票によって各候補者が獲得したポイント数は、前原誠司候補115ポイント、枝野幸男候補94ポイントとなりました。以上の郵便投票に基づく獲得ポイント数を合計しますと、前原誠司候補252ポイント、枝野幸男候補188ポイントとなりました。 石上:代表選挙管理委員の石上俊雄でございます。国会議員および国政選挙の公認候補予定者による直接投票についてご説明いたします。説明の後、議場への出入りを禁止させていただきます。代議員はもとより会場内の全体の出入りを禁止させていただきますので、ご注意願います。代議員証に付いている投票券引換証のない方は投票できませんので、もし引換証のない方がおられましたら、大至急、受付で代議員証を受け取ってください。 投票は投票権を放棄された方を除いて衆議院議員93名、参議院議員49名、国政選挙の公認候補予定者128名の順に行われていただきます。なお、不在者投票をされている方は第1回目の投票に参加はできませんので、氏名の読み上げから外させていただきます。皆さまから見て右側の階段から上がっていただき、投票受付で投票券引換証と投票券を交換し、投票していただきます。投票用紙に他事記載された場合は無効となりますのでご注意ください。投票の流れを円滑にするため、あらかじめ投票券引換証の付いている代議員証をプラスチックケースから出していただいて、手にお持ちいただき、準備願います。投票が終了した方は向かって左側の階段から下りてください。 なお、投票券は国会議員のものと公認候補予定者のものを色で区別し、また投票箱も1つずつ用意しておりますので、それぞれの投票箱に投函してください。なお今回の不在者投票は国会議員では増子輝彦参議院議員、郡司彰参議院議員、吉良州司衆議院議員、鷲尾英一郎衆議院議員、小宮山泰子衆議院議員、公認候補予定者では源馬謙太郎公認候補予定者、柏倉祐司公認候補予定者、末松義規公認候補者でございます。こちらの方は決選投票になった場合を除き、投票できません。選挙管理委員立ち会いのもとで行われた不在者投票の投票箱は直接投票の開票時に鍵を開けさせていただきまして、直接投票に交ぜさせていただきます。説明は以上でございます。 それでは投票に入らせていただきます。投票終了が確認されますまで、議場からの出入りを禁止させていただきます。では国会議員有権者および公認候補予定者の氏名を事務局より読み上げさせていただきますので順次投票をお願いいたします。それでは事務局、お願いします。