【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】郷土勢は井本昌也、末永和也が白星をゲット
<18日・福岡ボート・初日> <ボート王国九州・山口!> 次世代を担うニュースターを決める大会がついに開幕。初日、郷土勢は12個レースのうち8レースに登場し、2勝を挙げる活躍を演じた。 5R、井本昌也が展開を突いて白星第1号となり、安河内健が2着に続いて郷土勢ワンツーを決めた。レース中に次第に風雨が強まり、井本は「これはひどい。乗るのも危ないぞと思いながら」と荒れ水面に身震いしたが、「この1着はデカい。いい出だしになった」とスタートダッシュに成功して充実の表情。「いい調整ができた」と機力にも楽しみがあるだけに、2日目以降も上昇気流に乗る。
初日2走の末永和也は後半9Rでインから逃げて白星をゲット。セット交換(ピストン2個、リング4本、シリンダー)の大整備を敢行したものの、「全然うまくいっていない。足も良くない」と満足いく状態ではレースに臨めなかった。ただ「前半は行き足が終わっていたけど、後半は起こしてから進んではいた」と整備で上昇の兆しは見えた。「あとはターン回りをしっかり合わせて、伸びも付けられたらいいと思う」。ここからペラ調整に専念して上積みを目指す。
一方、12Rドリーム戦は羽野直也、定松勇樹、佐々木完太の3人が登場したが、誰も舟券には絡めず。定松は6着に終わったが、「最悪は脱したと思う。2日目以降はバランスが取れるように調整していく」と懸念点だった機力は改善。巻き返しを図る。