坂本花織、GP連勝でファイナル決める 午後9時12分登場 本番前最後の公式練習で念入り調整…今夜女子フリー
◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 最終日(9日、東京・国立代々木競技場) 午前中に女子フリーに向けた公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)で今季世界最高得点を出し、首位発進した坂本花織(シスメックス)は、曲かけで、単発の3ルッツがミスになり、3回転フリップ―3回転トウループでは転倒も、その他のジャンプは成功。練習終盤には、曲かけでミスが出た2本のジャンプをしっかり決めて修正した。 NHK杯3度目Vを果たし、12月のGPファイナル(フランス)進出へ「また仕切り直して集中して最後まで滑り切れたら」とSP後は気持ちを切り替えていた。 日本はSPを終え、坂本が首位、千葉百音(木下アカデミー)が2位、青木祐奈(MFアカデミー)が3位につけている。 青木は10番目で午後8時56分、千葉は11番目で午後9時4分、坂本は最終滑走で午後9時12分に登場予定。 日本女子がGP表彰台独占すると、今季2度目。GPスケートカナダでは、1位が坂本、2位が松生理乃(中京大)、3位が吉田陽菜(木下アカデミー)だった。
報知新聞社