94歳の産婦人科医・堀口雅子先生直伝《ラクに老年期を過ごすための7つのヒント》「怠けていい」「人には頼る」「あなたがあなたを大切にする」…
◆「不調を軽く考えないで」 更年期も、老年期もみんなが通る道。だからといってすべてのつらさを耐える必要はありません。 取り返しがつかないほど悪化する前に医師を頼ってください。 でも、患者さんの話をろくに聞かずに診察するような医師ならば、蹴っ飛ばして帰ってくればいい。あなたにぴったりの医師を見つけましょう。 ◆「先のことを不安に思うより、今の楽しみを味わう」 私は90歳を過ぎてから、朝起きる時、「ああ、今日も生きている」と感じるようになりました。 そして夫の顔を見て、「今日も二人で過ごせそうだ」とも感じます。二人とも、ある日目覚めないことがあってもおかしくない年齢ですからね。 そう思うと、将来を恐れたって、気に病むだけ損。それよりも「今」に集中しないともったいないですよ。 (構成=樋田敦子、撮影=藤澤靖子)
堀口雅子
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