ようやく?次期iPhoneの画面は全機種で脱60Hz駆動の可能性 欠点だった“滑らかじゃない問題”解決に期待
海外から寄せられた複数の市場関係者の報告によると、2025年に発売が予定されている「iPhone 17」シリーズにおいて、全機種にProMotionディスプレイが搭載され、長年ネックだった「60Hz駆動」から脱却する見込みであることが示唆されている。 【画像】すでにProシリーズでは搭載されている“状況に合わせてリフレッシュレートを変える”機能イメージ 振り返れば今年9月、ディスプレイ市場のアナリストであるロス・ヤング氏が、これまでProモデルに限定されていたProMotion機能が「iPhone 17」シリーズでは全モデルに展開されると指摘していた。
10万円超えなのに滑らかさ欠く操作体験がネックに
iPhoneのProMotion機能とはアップル社が採用するディスプレイ技術のひとつ。最大120Hzのリフレッシュレートを実現するもので、数Hz~120Hzの範囲でリフレッシュレートを動的に調整することで、滑らかさと電力消費のバランスを図る。 この可変機能はiPhone 13 Proより搭載されたものではあるが、Android搭載デバイスではすでに定番化した機能となっている。3万円台クラスとエントリー帯にも搭載されているケースもあることから、124,800円で販売されているにも関わらず非搭載だったiPhone(無印)の欠点として指摘されていた。 この次期モデルからの変更について、中国のソーシャルメディアWeiboで情報を発信している「Digital Chat Station」が先と同様の報告を行っており、より主張の確度が高くなっている。「サプライチェーンの資料から判断すると、iPhone 17シリーズの標準モデルにも高リフレッシュレートが搭載される可能性が高い」と報告している。 そのため、もし一連の報告通りとなれば新型のiPhoneは競合する同価格帯のAndroidスマートフォンと同等の性能に追いつくこととなり、欠点が解決される可能性があるようだ。
編集部 IT/デジタル担当