広島・矢野「プロに入って一番獲りたい賞だった」GG賞表彰式 来季失策0狙う
【三井ゴールデン・グラブ賞 表彰式】4年目で初受賞した矢野は、師事する菊池からプレゼントされたスーツを着用して表彰式に臨んだ。 「プロに入って一番獲りたい賞だった。(22年まで10年連続受賞の菊池に)少しでも近づけるように頑張りたい」。“菊池ロード”を歩む覚悟はできている。今季は遊撃のレギュラーに定着。広い守備範囲と強肩を生かしてチームの勝利に貢献してきた。 遊撃の守備率・985(失策9)での受賞となったが、究極の目標がある。菊池は20年に二塁で守備率10割を達成。その背中を追いかけるべく「常にそこ(守備率10割)は狙いながら、無駄な失策をなくせるようにしたい。何とか踏ん張りながらやっていきたい」と意気込んだ。 《秋山 セで初受賞》C…5年ぶり7度目の受賞となった秋山は、セ・リーグでの初受賞を喜んだ。「両リーグで受賞することができてうれしく思う。カープに来てリセットじゃないですけど、0から1にする作業は本当に大変」。今回の受賞選手では最年長の36歳。12月14日に36歳となる巨人・坂本をはじめ、88年世代の活躍に「そういう選手が周りにいてくれるからこそというものある。刺激になる」と明かした。