ロッテ・中森 好投5回0封 4年目右腕がCS登板へ名乗り 吉井監督「あまりにも良かった」ので続投
「ソフトバンク1-0ロッテ」(4日、みずほペイペイドーム) プロ4年目右腕がCSでの登板へアピールした。先発のロッテ・中森俊介投手が5回4安打無失点と好投。「フォアボールを出したり球数がかかってしまったり、ピンチを背負う場面もあったけど、なんとか粘れて良かった」と振り返った。 二回は連打を浴び1死一、三塁としたが、後続を2者連続で空振り三振に斬った。3~4回の登板予定だったが、吉井監督は「あまりにも良かったので」と続投させた。CSでの貴重な戦力に名乗りを上げた形だ。 投手陣に明るい材料も見えた最終戦となったが、一方で3日・日本ハム戦で負傷したカイケルは、左ハムストリングの軽い肉離れであることが判明。CSファーストSでの先発起用を考えていた指揮官にとって誤算となり「考え直します」と頭をひねった。それでも、和田が円陣で唱え続けていた「心と心」をチームの合言葉に、一丸で戦い続ける。