序列低下の遠藤航、カラバオ杯で今季初先発か…現地紙「定位置確保のために奔走するだろう」
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、現地時間25日に控えるカラバオカップ3回戦で今シーズン初めてスタメンに名を連ねる可能性があるようだ。23日、地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。 昨年夏にシュトゥットガルトから加入した遠藤は、ユルゲン・クロップ前監督の下で昨シーズンの公式戦43試合に出場するなど、中盤の主力として存在感を放った。しかし、アルネ・スロット新監督が就任して迎えた今シーズンは序列が低下。ここまで公式戦5試合での出場時間はわずか2分に留まっており、直近で行われたプレミアリーグ第5節のボーンマス戦ではベンチメンバーからも外れた。 そんななか、遠藤に今シーズン初スタメンの機会が巡ってきたようだ。『リヴァプール・エコー』は、現地時間25日に控えるカラバオカップ3回戦のウェストハム戦で、スロット監督が大幅なメンバー変更を行う可能性が高いと指摘。オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの3名が鉄板布陣となっている中盤の変更は「ほぼ確実」と報じている。 遠藤については、イングランド代表MFカーティス・ジョーンズとともに中盤の一角として先発出場する可能性が高いとのこと。『リヴァプール・エコー』は「今シーズンの遠藤は出場機会が限られているが、守備的MFの一角としてポジション確保のために奔走するだろう」と伝えている。また、C・ジョーンズと遠藤のほかに、U-21イングランド代表MFタイラー・モートンにも先発出場の可能性があるようだ。 なお、中盤以外のポジションでは、イングランド代表DFジョー・ゴメスやU-21同国代表DFジャレル・クアンサー、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザらに先発出場の可能性があると報じられている。
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