ロッテ・藤岡裕大、ソフトB近藤健介と自主トレ 目標は自己ベスト超えOPS8割 レギュラー争いに勝って「全試合出たい」
ロッテの藤岡裕大内野手(31)が9日、鹿児島県・徳之島でソフトバンクの近藤健介外野手(31)らと行っている自主トレを公開した。 7日から同学年の近藤とトレーニングを積んでいる藤岡は「彼もホント年々成長していきますし、現状でいいとは思っていない。向上心がすごいので、本当にそれに引っ張られて自分もいろんなことに挑戦できている」と相乗効果を強調。「バッティングのときはすごく見てくれてアドバイスをしてくれる。自分も年々少しずつ良くなっていると実感しています」と感謝した。 近藤は昨年OPS(出塁率+長打率)が9割6分でリーグトップの成績。20年ぶりのリーグ優勝を狙うチームへの貢献を誓う藤岡は「やっぱり出塁率と長打率は大事にしていきたい。OPSは8(割)以上を目指す気持ちでやっています」。2024年にマークしたOPS7割4分1厘の自己ベスト超えをターゲットにしている。 今季は二塁でゴールデン・グラブ賞を3度獲得した中村奨が三塁からの再転向を表明。激しい定位置争いが予想される。遊撃から二塁に転向して2年目となる藤岡は「誰が来ても競争は常にある。全試合出たいと思っている」と力強く語った。
中日スポーツ