48歳ヘビー級戦士、番狂わせの秒殺KO勝利!マッスル男が前のめりに失神=素手MMA
11月15日(現地時間)米国ミシシッピ州で開催された素手ボクシング大会『ゲームブレッド・ベアナックルMMA 8』の120㎏契約戦(5分3R)では、48歳のフランク・テイト(米国)が、UFCやPFLで鳴らしたアレックス・ニコルソン(34=米国)を1R 56秒失神KO勝利。豪快な右一発で、相手は顔面から倒れ、うつ伏せ失神KOとなった。 下馬評を覆す衝撃KOに「彼とタイソンがやればよかったじゃん」と、同日夜に行われたタイソンvsジェイク戦と比較して賞賛する声もあった。 【フォト&動画】48歳の”ド迫力”な一撃!相手はうつ伏せ失神KO 48歳テイトは14年にMMAデビューし、16年にはベラトールで一戦するも判定負け。その後は地域リーグでも負けが込み、20年からは素手ボクシングに参戦する。適性があったのか、2連続KO勝利中だ。MMA戦績は6勝(4KO)7 敗。 対するニコルソンはUFCで4戦、PFLで6戦し、MMA戦績は20勝(18KO)12敗。素手MMAは4戦し3勝(3KO)だ。試合は年齢もキャリアも大きく上回るニコルソン有利と見られていた。 試合は48歳テイトが、じわじわと詰めるも、相手は回ってはロー。しかしテイトがパンチで突っ込むと、右を当てる。腰の落ちる相手をケージに追い詰めると、パンチ連打で右オーバーハンドをクリーンヒット! 相手はガクリとヒザをつき、そのまま意識を失い顔面からマットに倒れ込む。テイトが秒殺KO勝利を果たした。 動画は各SNSでバズり「タイソンvsジェイクでなく、こっちを見ればよかった!」「彼とタイソンがやればよかったじゃん、タイソンが勝つけれど」「誰にでも成功するチャンスはあるんだ!」と賞賛の声が並んだ。 勝利後には、彼の買っている犬も祝福のためかケージにリングイン。彼とハイタッチする様子が微笑ましく「ワンちゃんのために頑張ったんじゃん」とのコメントもついていた。