"狭小住宅"での備蓄のコツとは? "50平米5人暮らし"でも備蓄品を爆買いできたワケ
ローリングストックのコツ
3つのポイントを押さえておけば、比較的楽しくストック生活ができます。 ①日常の献立に無理やりでも入れ込む ②自分や家族の口に合うレトルトを把握しておく ③食べることを楽しみにしちゃう では、順を追って説明しましょう。
①日常の献立に無理やりでも入れ込む
レトルトに抵抗がある方はいると思います。分かる。非常に分かる! レトルトパウチって、独特の匂いだったり食感があったり…随分とおいしくなりましたが、やっぱり毎日はキツイ。 でもね、保存食ってレトルトパウチだけではない。例えば、シーチキンや鯖缶。トマトの缶詰も常温で保管できる立派な保存食。日ごろの料理のレパートリーを増やす感覚で、料理に組み込んでいくことをお勧めします。 災害時にどうやって料理をするか? も頭の片隅に置いておくことも重要です。火や電気を使わない料理。例えば、シーチキンと野菜を和えるだけ。ちょっとしたドレッシングでかき混ぜるだけ。ツナマヨもちゃーんとおかず。食べ慣れることは良いことです。災害時にいつも食べている献立だと嬉しいですし、安心につながります。 そして、保存食『レトルト、缶詰など』を使った料理って、意外と時短料理が豊富。元々味付けしている商品だと尚更。上手に取り入れると、な~んにも作る気がしない日の大きな味方になってくれます。 レパートリーが増えるなんて、ローリングストックは一石二鳥です。いや、時短にもなり、何なら安価で、栄養価も高ければ、もっとかもしれません。 さて、次のコツをご紹介。
②自分や家族の口に合うレトルトを把握しておく
子供が小学生になったので、鍵っ子でお留守番…というご家庭も多いと思います。我が家も、集団下校で学童から帰ってきた小2の長男は、鍵っ子です。 でね、もしも子供が1人の時に、地震があったらどうする? 防犯もとっても大切ですが、防災も忘れてはいけません。 親がなかなか帰って来れない、連絡が取れない時に、どうしたら良いか…日ごろから話しておくべきことですし、その時に何を食べれば良いか、ストックの食品、お水はどこにあるかは、共有しておくべきです。 我が家の場合、常温でも食べられ、かつ『子供自身が好きな』食品を用意しています。 ・ レトルトのぜんざい ・ キッズゼリー ・ フルーツグラノーラ この3つの食品は、長男が大好きです。 仮に、地震で両親が帰宅できず、一晩1人で過ごすことになっても、どうにか空腹は避けられそうです。独りぼっちで、寂しい時に、せめて好きな食品があれば…と思います。