"狭小住宅"での備蓄のコツとは? "50平米5人暮らし"でも備蓄品を爆買いできたワケ
③食べることを楽しみにしちゃう
あぁ、食べるの楽しみ~ という食品ってありますよね。 『食べるの楽しみ』アイテムをローリングストックにお招きできれば最高です。なかなか上手くいきませんが、ちょっとテンションの上がる食品があると、わーい!ってなります。 例えば、我が家は『味の素の海鮮チゲスープ』をストックしています。フリーズドライで、味も本格的。海鮮の旨味がギュッと詰まっています。しかし、コスパが良いとは思えません。普段使いのお吸い物としては、ちょっと高いんですよ。お汁関係って、自分で作ったらめちゃくちゃコスパが良いじゃないですか。 そのような、スーパーに売っている『メーカーがこだわって作ったフリーズドライ』や、通販で買える『高級お吸い物のもと』をローリングストックに加えておきます。
一気にローリングストックが、色めき立ちます
いや、そんなものを加えると、家族が我慢できない。食べきってしまう…と思うでしょう。 むしろ、それが正解! 争奪戦になる食品は、積極的、かつ、こっそり常備しておくべきです。家族の誰も食べないようなものは、災害時に『本当に誰も食べない困ったアイテム』になるので、加えてはいけません。 では、最後、どこにしまっておくのか。
取り出しやすい所にしまっておく
はいはい。分かってますがな。と思うでしょう。ですが、普段使わないものは奥にしまいがち。取り出すまでに、意外とアクションが多くなります。 『取り出しやすい』=2アクション以内が理想です。 「戸棚を開ける→引き出しを出す」だと、2アクションです。 とはいえ、私も意識しないと5アクションくらいの所に置いてしまいます。戸棚をあける→踏み台を持ってくる→前にある箱を下す→奥の箱を取ってくる→箱を開ける。とか。災害時には冷静な人でも焦ってしまうと思うので、なるべくアクション数は控えたいものです。 我が家は、普段、子供たちの衣類をしまっている衣装ケースの1段を『ローリングストック用』にしています。保存食の中でも、においの移るものや開封したものはしまわないようにして、基本は新品ばかりです。 子供たちの衣装ケースは、お家の『収納1軍』で、最も取り出しやすい位置です。もったいないように感じるかもしれませんが、保存食での料理も多くなっているため、意外と使い勝手が良くて気に入っています。 さて、おまけですが、こちらも大切。